地下鉄東西線の車両15編成がすべてそろいます（発表内容）

12月6日開業予定に向けて準備を進めている地下鉄東西線事業につきまして、このたび荒井基地への車両の搬入が完了いたしますので、お知らせします。

東西線の車両は、昨年の9月から順次、搬入作業を行ってまいりましたが、来週、最後となります15編成目・4両の車両が荒井基地に到着します。これをもって60両全ての車両がそろうことになり、いよいよ開業に向けた準備もラストスパートの段階に入ります。

これらの車両については、今後、モーターやブレーキといった車両の性能を確認する試験や、可動式ホーム柵との連動試験などを繰り返し実施しまして、秋からは本格的に営業ダイヤを想定した走行訓練をスタートさせることにしています。

開業予定日まであと5カ月を切り、現在、駅舎の建築工事や信号通信などの設備工事もおおむね予定どおり進んでいます。地下鉄東西線の準備状況が、いろいろな形で目に見える状態になってまいりましたので、市民の皆さまから開業を待つ期待の声をお聞きする機会もだいぶ増えてまいりました。復興の先の未来につながるこの時期に、新しい地下鉄が誕生することには、私自身も大きな期待を持ってわくわくしながら準備を進めているところです。最後まで気持ちを引き締めて、準備に万全を期してまいりたいと考えています。

仙台市長　奥山恵美子