ホーム > 事業者向け情報 > 環境・衛生 > 廃棄物・リサイクル > ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物の処理 > PCB使用安定器の掘り起こし調査について
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更新日:2023年5月17日
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電気機器の絶縁油等として使用されたポリ塩化ビフェニル(PCB)は、毒性の判明により製造が中止され、PCBが使用された製品は法律が定める期限までの処分が求められています。このことから、全国の自治体では、処理促進のためPCBが使用された機器等を把握する調査を進めています。
仙台市でも、経年に渡って、PCBが使用された機器等が設置されている可能性がある建物を対象に、アンケートなどにより調査を行ってきました。
令和4年度は、委託業者(株式会社ゼンリン)による調査を実施しました。すでに委託業者による調査は終了していますが、調査に関して仙台市から連絡等がありましたらご協力をお願いします。
なお、高濃度PCBの処分期限はすでに終了しております。調査対象となる事業用の照明器具をお持ちの方は、早期にPCB使用の有無についてご確認ください。
令和4年度は、PCBが使用されているかもしれない機器として、事業用の照明器具を対象に調査を進めました。
事業用の照明器具に使用された古い安定器(蛍光灯・水銀灯等の照明器具の裏側や内部に設置され、電灯のちらつきを安定させる機器)にPCBが含まれている可能性があります。
仙台市内の昭和52年(1977年)3月以前に建築された事業用建物または共同住宅の所有者(過去に事業を行っていた建物、店舗等との併用住宅、アパートやマンション等を含む)について、建物の登記情報をもとに調査対象の建物を抽出し、所有者として登記されている方(分譲マンションの共用部分については管理組合)に対して調査を実施しました。
ご自身で照明器具の確認をおこなう場合は、次の資料を参考にしてください。
なお、一般家庭用の照明器具にはPCBは使用されていません。
また、一般社団法人日本照明工業会や公益財団法人産業廃棄物処理事業振興財団のホームページ(確認方法等を解説した動画を公開しています。)についても参考にしてください。
ご自身で確認することが難しい場合、電気工事業者などに調査してもらうことになります。安定器の調査が可能な事業者は、次の一覧を参照してください。対象建物を所有される方などが、これらの事業者に調査を依頼する場合は費用がかかります。2社以上から見積りを取り、内容や料金などを比較するなどして、調査対象建物の状況に適した事業者を選択することが望ましいと思われます。
PCBが使用された照明器具の安定器は、通常、高濃度PCBに該当します。
高濃度PCB廃棄物は国が設置した中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO)に処理を委託する必要があります。手続きについてはJESCOホームページを参照してください。
また、PCB含有する機器の所有者は、仙台市への届出が必要になります。
PCB含有機器が見つかった場合の市への届出はこちらを参照してください。
仙台市環境局廃棄物事業部 事業ごみ減量課事業係
電話番号 022-214-8235
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