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更新日:2020年6月12日
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令和2年6月12日
児童生徒の皆さん、こんにちは。仙台市長の郡和子です。
新型コロナウイルスの感染を防ぐために長い間お休みをしていた学校が再開して、10日あまり経ちました。児童生徒の皆さんは、久しぶりにお友達や先生と会えて本当にうれしかったと思います。新入生の皆さんはどきどきしながら新しい小学校、そして中学校の校門を初めてくぐったと思います。マスクを付けるなど、これまでの学校生活とは違うところもあって、とまどうこともあるかもしれませんが、ぜひお友達と楽しく学び合って新しい経験をたくさんしてほしいと思います。
ただ、学校生活やおうちのことで、いやだなぁとか困ったなぁと思うことは誰にでもあるのではないでしょうか。お友達にいじられて嫌な気持ちになったり、友達がいじめられているかもと心配になったり、LINEなどのSNSでトラブルにあった人もいるかもしれません。こんな時、ほかの人に話すことができず一人で抱え込んでしまうこともありますよね。
でも、あなたを助けてくれる大人は必ずいます。一人で悩まずに誰かに相談してみてください。おうちの人でも良いでしょうし、学校の先生でも良いかと思います。そのほかに相談窓口もさまざまあるんですよ。
仙台市では、皆さんがいじめに苦しんだり悩んだりすることなく元気に笑顔で過ごせること、このことを願って、6月1日に新しい相談窓口「仙台市いじめ等相談支援室S-KET(エスケット)」をつくりました。S-KETには相談員さんだけでなく、いじめの問題にとても詳しい法律の専門の方、心の専門家の方、この方々にも加わっていただいて、みなさんの悩みや不安をお聞きいたします。S-KETに相談したいときは、まず電話やメールをしてきてください。電話番号、メールアドレスはこちらです。最初は「もしもし」や「こんにちは」と伝えてくれれば相談員さんから声をかけますので安心してくださいね。もちろんあなたの秘密は守ります。まだ開設して間もないのですけれども、すでに何人かのお友達が連絡をしてきてくれました。
S-KETは皆さんの力になりたいと願っています。話を聞いてほしいというだけでも大丈夫。遠慮せずに電話やメールをしてきてください。皆さんからの相談を待っています。
令和2年6月12日
仙台市長 郡 和子
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