ホーム > くらしの情報 > 学ぶ・楽しむ・活動する > 教育 > 仙台市教育委員会トップページ > 生涯学習情報 > はたちの集い > 令和7年(2025年)「仙台市 はたちの集い」を開催しました
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更新日:2025年1月28日
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令和7年1月12日に「はたちの集い」を開催し、約7,300人の対象者が参加しました。
二十歳の有志の運営スタッフによるオープニング企画を行いました。
恩師からのメッセージ映像の放映
クイズ大会
20年の振り返り映像の放映
「はたちの集い」運営スタッフによる司会進行
はじめに、1月1日に発生した能登半島地震および東日本大震災の犠牲者に対し黙祷を行いました。
市長式辞
「自分自身を最後まで信じ、自身と勇気を持って前に進んでいってほしい。」
誓いの言葉
「目まぐるしく変化する時代を、力強く、そして、たくましく。それぞれが選んだ道を歩みながら、
希望ある未来を創り上げていきます。」
恩師からのメッセージ映像を放映しました。また、運営スタッフによる企画で、はたちの集い参加者の皆様と「旅立ちの日に」の合唱を行いました。
二十歳(はたち)を迎えられた皆さん、おめでとうございます。日頃より市政を支えていただいているご来賓の皆様にもご臨席を賜り、ともにはたちの皆さんの門出をお祝いできますことを、心より感謝申し上げます。
今年度、仙台市では約1万1千人の方が、二十歳(はたち)の節目を迎えられました。会場にお集まりの皆さんは、改めて一人の大人として、社会的責任を自覚するとともに、深い愛情をもって、見守り、育ててくださったご家族や恩師の皆様、地域の方々への感謝の想いを胸に抱いていることと思います。
本日は、ふるさと仙台で、様々な経験をともにし、友情を育んできた仲間たちと互いの成長を讃え合い、それぞれが歩む道での飛躍を誓い合う機会となりますことを期待しております。
皆さんは、幼少期には未曽有の被害をもたらした東日本大震災、十代後半には期待していた青春時代への制約を余儀なくされた新型コロナウイルス感染症の流行といった苦難や、それに伴う社会の変革を目の当たりにしてきたことと思います。今後も、私たちを取り巻く環境はめまぐるしく変化し、自然災害などのさまざまな困難が立ちはだかることもあるでしょう。しかし、人と人とのつながりの大切さを実感し、幾多の困難を乗り越えて成長されてきた皆さんには、変化に富む現代社会を、逞しく、しなやかに生き抜いていく力があると確信しております。
昨年夏に開催されたパリオリンピック・パラリンピックでは、皆さんと同世代の選手の活躍も多く目にしました。「1%の可能性を最後まで信じた」。これは、男子スケートボードで最後に大逆転の大技を決め、五輪2連覇を果たした堀米雄斗(ほりごめ ゆうと)選手の言葉です。東京大会後思うような成績がなかなか残せなかったそうですが、諦めずに練習を重ね、パリ五輪への切符を獲得。同大会では最後の1本で高難度の技を成功させ、大逆転の金メダルを手に入れました。皆さんがこれから歩む道は一人ひとり異なりますが、堀米選手の言葉のように、自分自身を最後まで信じ、自信と勇気を持って前に進んでいってほしいと思います。仲間とともに将来を切り拓き、是非、仙台を牽引していってください。
結びに、皆さんを待ち受ける未来において、素晴らしい出会いに恵まれますよう、そしてこれからの人生を、力強く、彩り豊かに歩まれますよう心から祈念いたしまして、私からのお祝いといたします。
本日は、誠におめでとうございます。
仙台市長 郡 和子
私たちの生活を大きく変えた東日本大震災。
あのとき、私たちは小学校に入学する直前でした。
あれから十四年。
多くの方々に支えられ、助けられて、この日を迎えることができました。
これまで、私たちを育ててくれた家族、私たちの生活を温かく見守ってくださった地域の方々、時には厳しく、いつも優しいまなざしでご指導くださった先生方へのたくさんの感謝の気持ちとともに、私たちは今、ここに立っています。
これからは、周囲を支える大人として生き、これまで受けてきた様々な方々からの支えや助けを、次の世代へ受け継いでまいります。
二十歳(はたち)として、この社会に生きる一人の大人として、
自分の行動に責任を持ち、これまでお世話になった方々に恥じない、誇らしい姿を見せていきます。
目まぐるしく変化する時代を、力強く、そして、たくましくそれぞれが選んだ道を歩みながら、希望ある未来を創り上げていくことをここに誓います。
令和7年1月12日
令和7年度「仙台市 はたちの集い」運営スタッフ一同
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