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更新日:2024年12月18日
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寒くなってくると暖房器具を使用する機会が増えると同時に、使い切れずに残ってしまっていた灯油等の投棄が原因と思われる、河川の水質汚濁事故が多発します。また、ホームタンクから灯油を小分けする際に漏出する事故も多発しています。
油が側溝や流しから流出すると、水路や川に流れ水環境を汚すほか、上水道や農業用水、工業用水等の水利用に支障をきたすおそれがあり、事故の原因者は、油で汚れた側溝や水路の清掃費用の負担、または農作物等の被害に対する損害賠償を求められることもあります。
油流出事故が発生した場合、河川や用水路にフェンスやマットを設置し、油の撤去と流出拡大防止措置を実施しなければなりません。これらの事故処理に要する費用は、原因者の負担となります。側溝等の高圧洗浄が必要になると、費用は数十万円~数百万となる場合があります。
事例1 ホームタンクから灯油が漏出
ホームタンクから灯油を小分けした後、コックを閉め忘れ灯油を流出させてしまった事例。漏えい量は不明。油は原因者宅から道路側溝を経て、雨水管から農業用水路へ流出した。原因者は油で汚染した箇所の清掃を行った。
事例2 水路に原因不明の油
堀に油が流出しているとの通報があり、対応した事例。原因者が不明だったため、市が要所にオイルフェンスを設置し、油の回収を行った。
油漏れ事故を起こした場合や、発見した場合は、直ちに消防署または下記お問い合わせ先までご連絡ください。
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