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更新日:2016年10月1日
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小規模な学校ですが、子供も保護者も、現在の状況に特に不満を持っていません。一定規模の学校よりも、むしろよい面の方が多いように思います。
児童生徒や教職員が皆お互いをよく知っており、アットホームな雰囲気の中で学校生活を送ることができたり、学校行事などでは学校全体が一体となって活動しやすいなど、小規模校には小規模校なりのよさがあるということは、ご意見のとおりであると思います。また、各学校においても、小規模校の課題が出ないよう、様々な努力が行われています。
しかし、小規模校には、そうした学校の努力だけでは克服することが困難な、規模に起因する課題もあります。一定規模を確保することでそうした課題を解消し、よりよい教育環境を実現していくことが必要であると考えます。
30人学級など、1学級あたりの人数を減らせば、クラス替えも可能になるのではないでしょうか。
仙台市では、国の法律に定められている1学級40人を基本に、小学校第1・2学年と中学校第1学年については、宮城県が実施している35人学級を導入しており、1学級あたりの人数はこれを前提に考えています。
なお、全ての学年で1学級しかない小学校では、多くの学年で児童数がすでに30人を下回っており、小規模化が進行している状況です。こうした学校では、学校全体の規模をそのままにして学級数だけを増やしても、集団を前提とした教育活動等を行うことは難しいと考えます。
小規模な学校のほうが、一人一人に応じたきめ細かな学習指導が可能ではないでしょうか。
一つの学級を幾つかのグループに分けて、きめ細かな学習指導を行う少人数指導については、現在も多くの学校で行われています。
学校規模が大きくなれば教師の人数も多くなるため、それぞれの状況に応じた学習指導など、より多様な少人数指導も可能となります。
統合の実施時期は、具体的にいつになるのでしょうか。
統合を進めるにあたっては、地域や保護者の皆様と話し合いを行い、十分にご理解をいただく必要があると考えています。そのため、教育委員会では、話し合いを行う期間については特に期限を定めておりません。
統合後の学校施設の活用方策について、どのようにしていくのでしょうか。
統合後の学校施設については、教育委員会だけではなく仙台市全体の財産として、その活用方策を検討していくこととなります。その際には、地域や保護者の皆様のご意見も参考とさせていただきたいと考えております。
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