ホーム > 市政情報 > 広報・広聴 > 記者発表資料 > 記者発表資料 2023年度(令和5年度) > 11月 > 東北の魅力発信強化による広域観光の推進に向けて「more TOHOKUプロジェクト」を開始しました
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更新日:2023年11月8日
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本市では、令和5年度を「観光再生元年」と位置付け、交流人口拡大に向けたさまざまな取り組みを進めています。このたび、東北の広域観光のさらなる推進を目的として、新たに「moreTOHOKU※プロジェクト」を開始しました。
アフターコロナにおける都市間競争に打ち勝つべく、本市が令和4~5年に実施した各種調査を通じて、東北の地域経済活性化にあたっては、東北への誘客拡大に向けて広域連携による魅力の強化が重要であること、加えて、他地域からの誘客はもとより、東北でのマイクロツーリズムの促進による消費の維持・拡大を図ることも不可欠であることを改めて確認しました。
このプロジェクトでは、本市がハブとなり、仙台・東北の交流人口拡大を加速するため、仙台発の東北観光モデルコースを作成し、これまで本市が取り組んできた連携事業と一体的にウェブサイト(新設)に掲載するほか、東北各地との連携強化による観光PRイベントの共同開催を行うなど、発信力の強化に取り組みます。
これまでの東北絆まつり等を活用した、東北の面的な認知拡大に向けた取り組みに加え、仙台を起点として東北を巡る旅行スタイルの拡大に取り組むことで、仙台・東北への一層の誘客および周遊の促進、東北観光の多様な魅力の発信によるリピーター確保を図ってまいります。
11月6日(月曜日)
現在、仙台発1泊2日の東北観光モデルコース4本(岩手県、宮城県、山形県、福島県各1本)、仙台発日帰りの東北ドライブ観光モデルコース4本を公開しており、今後も順次追加掲載する予定です。
インスタグラムアカウントをフォローし、メンションした上で、東北のお気に入りの観光地やスポット等の写真を投稿すると抽選で5人にプレゼント(東北のグルメ詰め合わせ商品(3千円相当))が当たります。
moreTOHOKU のmoreには、「もっと東北を楽しんでもらいたい」、「東北の多様な魅力をもっと発信していきたい」、「もっと東北を好きになってほしい」、「また東北に来てほしい」という願いや、仙台・東北のリピーター確保を目指すという決意が込められています。
本プロジェクトの始動を記念して、一番町四丁目商店街において、東北の自治体、観光協会等をお招きした地域の観光PR、物販等を行います。
11月11日(土曜日)・12日(日曜日)各日11時~16時
一番町四丁目商店街(仙台市青葉区)
東北の自治体や観光協会が25団体出店し、地域の観光PR、特産品の販売等を行います。
出店団体は以下の通りを予定しています。
所在する都道府県 | 出店団体 |
---|---|
青森県 | 三沢市、西目屋村 |
秋田県 | 仙北市、小坂町、三種町 |
岩手県 |
(一般社団法人)宮古観光文化交流協会、二戸市観光協会、 平泉町、山田町観光協会 |
宮城県 |
石巻市、白石市、多賀城市観光協会(多賀城市)、大崎市、 (一般財団法人)丸森町観光物産振興公社 |
山形県 |
山形市、上山市、あつみ観光協会(鶴岡市)、小国町地域総合商社、 (公益社団法人)山形県観光物産協会 |
福島県 | 福島市、田村市、伊達市、桑折町、天栄村、川内村 |
moreTOHOKUマルシェ イベントチラシ(PDF:1,618KB)
※11月9日追記 宮城県石巻市の出展内容が変更になりました。
東北の大きな魅力の一つである「温泉」や「冬の風景」に着目し、東北各地の温泉と連携したプロモーション企画を予定しています。
ドライブ観光の推進を目的に、レンタカー会社と連携したプラン販売等や、大手旅行メディアである「じゃらん」と連携し、仙台を出発地とした東北のドライブ観光に関する特集記事の配信を予定しています。
アフターコロナの都市間競争に打ち勝つべく、データに基づく事業を推進するため、以下の調査を実施した。これらの結果から、東北への旅行者は複数県を訪問する方も多く、東北への誘客拡大にあたっては、広域連携による魅力発信が重要であることを確認したほか、東北の市町村においては、仙台市や宮城県を最たる誘客ターゲットとしている自治体が多くあり、東北の地域経済の活性化にあたっては、広域連携による他地域からの誘客はもとより、東北でのマイクロツーリズムの促進も重要であることを改めて確認しました。
データに基づく事業推進を目的として、東北を旅行した方の周遊状況等を確認するため、本市に拠点を持つ株式会社マクロミル様の協力のもと、2018年以降に東北に2泊以上の観光をした関東・関西に居住する合計2,472人を対象としたインターネットリサーチを令和5年3月に実施しました。
その結果として、東北に2泊以上する旅行者の半数以上が複数県を訪問していること(図1)、旅行日数が長いほど満足度が高いこと等を確認しました。また、図2は、本市訪問者の広域周遊の状況を可視化したものです。今回ウェブサイトに掲載した1泊2日のモデルコース作成にあたっても、本調査結果を参考としながら、仙台と組み合わせて周遊されている地域を取り上げています。
需要の大きいモデルコースを発信することで、東北へのさらなる誘客拡大が期待できます。
東北の自治体のニーズに沿った事業を展開するため、今年度東北の全市町村を対象とするアンケート調査を実施(約7割の市町村が回答)しました。仙台市や宮城県を最たる誘客ターゲットとしている地域も多く、本市が中心となり東北へのマイクロツーリズムを推進することにより、仙台から東北各地への人の流れを加速し、人口減少下においても、交流人口の拡大を通じて、東北の地域経済活性化を図る必要があります。
また、東北域外からの誘客に関する本市との連携についても、約9割の市町村が「積極的に連携したい」または「機会があれば連携したい」と回答しており、このような市町村と連携することにより、お互いの観光資源の掛け合わせによる、さらなる東北の魅力拡大と域外からの誘客促進が期待できます。
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