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更新日:2023年7月24日
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これまで本市では、都心や広域拠点(泉中央地区・長町地区)への都市機能集約と、地域特性を踏まえた地区間の分担と連携が重要であるとの考えのもと、この3地区においてきめ細やかなまちづくり方針を示す都市計画マスタープラン地域別構想を策定(2014(平成26)年3月)し、都市づくりの取り組みを進めてきました。
市域全体における今後の都市計画の方針として、2021(令和3)年3月に策定した仙台市都市計画マスタープラン(以下、「全体構想」)を受け、多様な機能の集積や土地利用が期待される下記3地区について、きめ細やかな土地利用方針や円滑な都市交通の確保、豊かな緑地空間の確保、魅力ある街並み形成の方針などを示すため、新しい地域別構想を策定し、都心や広域拠点それぞれの地区にふさわしい都市機能の集積を一層推進しながら、都市の魅力と活力の向上に取り組んでいく必要があります。
このたび、計画期間を2030(令和12)年度までとする新たな「仙台市都市計画マスタープラン地域別構想 都心地区・泉中央地区・長町地区」を策定しました。
都心地区は、「杜の都」の愛称で親しまれている本市の中心に位置し、東北の玄関口として重要な交通結節点である仙台駅を有し、商業・業務機能や行政機能など多様かつ高度な都市機能が集積しています。また、青葉通や定禅寺通、宮城野通といったシンボルロードに加え、国分町などの歓楽街や昔ながらの横丁、主要な通りの裏路地などでは昼夜問わず楽しめる多彩なコンテンツが充実するなど、本市における交流や賑わい、杜の都の緑や景観など本市の強みや魅力を生み出す空間を多く有しています。
都市づくりのテーマとして、「杜の都と世界が交流する“最上級”の都市空間へ」を掲げるとともに、その実現に向けた基本的な考え方として、以下の5つの考え方を都市づくりの基本方針として定めます。
詳細は、本編第3章をご覧ください。
泉中央地区は、1979(昭和54)年度に事業を開始した土地区画整理事業(1999(平成11)年度完了)により市街地整備が進められ、都市圏北部からの交通結節点である泉中央駅を有する利便性の高い特性を生かし、泉区役所や商業施設、文化・スポーツ施設、子育て支援施設など多様な都市機能が集積しています。その他にも、憩いの場である七北田公園や、多様な都市機能集積による高い利便性を享受する集合住宅等が立地しています。
都市づくりのテーマとして、「人と人とが出会い、交流広がり感動あふれる泉中央」を掲げるとともに、その実現に向けた基本的な考え方として、以下の5つの考え方を都市づくりの基本方針として定めます。
詳細は、本編第4章をご覧ください。
長町地区は、古くは奥州街道の宿駅であり、本市南部の中心地として交通・物流の拠点として発展し、商店街や青物市場に加え、工業が集積するなど都市基盤が整備されてきました。近年は、長町駅貨物ヤードや工場等跡地での土地区画整理事業(1997(平成9)~2018(平成30)年度)によって誕生したあすと長町の市街地整備などもあり、JR・地下鉄長町駅周辺や地下鉄長町南駅周辺を中心に、太白区役所や商業施設、文化・スポーツ施設などが集積し、その周辺の高い利便性を享受する集合住宅が立地しています。
都市づくりのテーマとして、「未来とまちを人が繋ぎ、賑わい・暮らしを創造する長町」を掲げるとともに、その実現に向けた基本的な考え方として、以下の5つの考え方を都市づくりの基本方針として定めます。
詳細は本編第5章をご覧ください。
都市計画マスタープラン(地域別構想)の策定までの経緯については、以下をご覧ください。
仙台市都市計画マスタープラン地域別構想 都心地区・泉中央地区・長町地区は、市政情報センター、宮城野区情報センター、若林区情報センター、太白区情報センターにて900円で販売しております。
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