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更新日:2023年12月11日
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後発医薬品(ジェネリック医薬品)とは、先発医薬品(新薬)の特許が切れた後に製造、販売される医薬品で、先発医薬品と同じ有効成分を同量含み、同等の効き目があるものとして厚生労働大臣により製造販売の承認を得た医薬品のことをいいます。
後発医薬品は一般的に開発費用が安く抑えられることから、先発医薬品(新薬)に比べて薬の値段が安くなるため、政府では、患者さんの自己負担の軽減や国民医療費の抑制の観点から後発医薬品の使用促進を進めています。
ジェネリック医薬品を希望する場合、病院や薬局などで医師、薬剤師に伝えてください。
また、処方せんに先発医薬品の名称が記載されていても変更不可の欄にチェックがなければ薬剤師と相談のうえ患者さんの希望によりジェネリック医薬品へ切り替えることができます。
ただし、ジェネリック医薬品に使用されている添加物が先発品と異なることもありますので、アレルギーなどがある場合は選択できない場合もあります。
まずは、医師、薬剤師に相談してみましょう。
ジェネリック医薬品は先発医薬品と有効成分や効果などは変わりませんが、製法や添加物が違っている場合があり、まったく同じものとは言えません。ジェネリック医薬品を初めて使用する場合は効果などを確かめながら、医師や薬剤師とよく相談のうえ、切り替えていくのが良いでしょう。
例えば、処方せん記載の期間のうち、一部の期間を調剤してもらい、ジェネリック医薬品に変更したことによる体調の変化、副作用が疑われる症状の有無を確認したうえで、患者さんの意向も踏まえて2回目にジェネリック医薬品または変更前の先発医薬品を調剤してもらうこと(分割調剤)もできますので、薬剤師にご相談ください。
独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)のくすり相談窓口では、薬の効能効果、飲みあわせ、飲み方や使い方、薬に関する心配ごとなどの相談に専任の相談員がお答えしています。また、ジェネリック医薬品については、一般の方のほか、医療従事者からの品質、有効性、安全性に関する相談も受け付けています。
受付時間 月曜日から金曜日(祝日、年末年始を除く)午前9時から午後5時
電話番号 03-3506-9425(自動音声でご案内しますので、ガイダンスに従ってください)
後発医薬品も先発医薬品と同様に医薬品副作用救済制度の対象となります。
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