タイへの訪問について

タイ訪問の概要

令和5年4月29日（土曜日）から令和5年5月3日（水曜日）までの日程で、市長を団長とする公式訪問団がタイ・バンコクを訪問しました。

訪問団はタイとの観光・経済分野のさらなる交流促進に向けて、バンコクで開催された東北観光推進機構主催の一般消費者向けイベント「日本東北観光フェア」及び現地旅行会社向けセミナー・商談会等に参加したほか、タイ国際航空やタイ国政府観光庁等の関係機関を訪問し、新型コロナウイルス感染症の影響により運休となっている仙台-バンコク定期便の就航再開に向けた働きかけを行いました。

タイ訪問の主な行程（4月30日から5月2日）

消費者向けイベント「日本東北観光フェア」への出展（4月30日から5月1日）

タイからのインバウンド回復と仙台・東北への誘客を目的に、東北観光推進機構が主催する消費者向けイベント「日本東北観光フェア」に出展するとともに、オープニングセレモニーでは市長が東北の代表として挨拶を行いました。

会場では仙台・東北の各自治体がPRブースを展開し、タイの市民を対象に最新の観光情報の発信を行ったほか、タイの旅行代理店が東北等を目的地とした日本旅行商品の販売を行い、大いににぎわいました。ステージイベントでは、タイでサッカー選手として活躍する元ベガルタ仙台所属の大久保剛志選手にご登壇いただき、仙台の観光の魅力についてPRを行いました。

市長がブースで観光PR	オープニングセレモニー市長挨拶
オープニングセレモニー記念撮影	ステージイベント
会場の仙台七夕飾り	七夕飾りのワークショップ

現地企業訪問（5月1日）

タイの日系企業（豊田通商タイランド、東洋ビジネスサービス、アイリスオーヤマタイランド）を訪問し、タイと仙台におけるさらなる交流促進、タイへの輸出・進出についての意見交換を行いました。

豊田通商タイランド訪問の様子	豊田通商タイランド記念撮影
東洋ビジネスサービス・アイリスオーヤマタイランド訪問の様子	東洋ビジネスサービス・アイリスオーヤマタイランド記念撮影

 

タイ旅行業協会との意見交換（5月1日）

本市とインセンティブツアー等の促進に関する相互協力協定を締結しているタイ旅行業協会の会長チャルン・ワンガナノン氏等の幹部と面会し、これまでの取り組みに対して感謝の意を伝えるとともに、今後のさらなる協力について要請を行いました。

タイ国政府観光庁訪問（5月2日）

本市と観光に関する相互協力協定を締結しているタイ国政府観光庁の東アジア局長チューウィット・シリウェーチャクン氏と面会し、これまでの両地域における観光交流促進のための取り組みについて感謝の意を伝えるとともに、今後のさらなる協力について要請を行いました。チューウィット局長からは、タイにおける外国人観光客の動向について説明をいただいたほか、仙台-バンコク定期便の早期回復に向けて引き続き力を尽くしていくとの心強いお言葉をいただきました。

タイ国政府観光庁訪問の様子	タイ国政府観光庁記念撮影

 

タイ国際航空訪問（5月2日）

令和5年2月に新たにCEOに就任したチャイ・エアムシリ氏と面会し、昨年末に実施されたチャーター便のお礼を伝えるとともに、本市のインバウンドの再開状況について情報提供を行い、運休中の仙台-バンコク定期便の早期再開に向けて意見交換を行いました。チャイCEOからは、タイ国際航空の現状を踏まえ、今後の再開の見通しやお考えを丁寧にご説明いただきました。

タイ国際航空訪問の様子	タイ国際航空記念撮影

現地旅行会社向けセミナー・商談会・交流会出席（5月2日）

東北観光推進機構が主催する現地旅行会社向けセミナーに出席し、市長が東北代表として挨拶を行ったほか、職員による仙台観光についてのプレゼンテーションを実施しました。また、セミナーの後には商談会及び交流会も行われ、仙台・東北への旅行商品造成につながるよう、現地旅行代理店等に対しPRを行いました。

セミナーでの市長挨拶	プレゼンテーションの様子

商談会の様子

 

タイ訪問を終えての市長所感

今回のタイ訪問では、観光PRイベントやセミナー、商談会に出席し、仙台・東北の観光の魅力をお伝えしてまいりました。イベントでは連日多くのお客様に足を運んでいただくなど、タイにおける訪日意欲の高まりを肌で感じ、非常に有意義な訪問になりました。
タイ国際航空の訪問では、現在運休となっている仙台-バンコク間定期便の、一日も早い再開を要請してまいりました。今回一緒に訪問させていただきました東北観光推進機構や仙台国際空港株式会社、東北各県の皆様とも連携を図りながら、引き続き具体的な協議を進めてまいりたいと存じます。

今回の訪問を通じて、今後も観光交流はもとより、物流やビジネスなど、様々な分野でのタイとの交流促進に向け、力を尽くしてまいりたいという思いを強くいたしました。今回得られた現地関係機関との結びつきを、本市とタイの交流促進施策の推進にしっかりと生かしてまいります。