八乙女川の段丘上で東には萱場川の断崖が臨む要害の地に通称八乙女館址があります。仙台領古城書立には東西五十間 南北三十間規模の館であったと記されています。
初代館主は八乙女淡路守で、国分家より分かれた松森氏のまた分家にあたります。国分家没落後は伊達家に服属しました。後年、現在の地下鉄八乙女駅の東に移り住み、用水堤と水田を開発したと言われおり、八乙女氏の名を残した地名が残りました。
北中山より八乙女館址を望む
所在図・アクセス
八乙女館址 泉区実沢字道祖神
地下鉄泉中央駅発 市バス実沢営業所行終点実沢営業所前下車 徒歩10分
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