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更新日:2024年8月26日
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結核は、かつて国民病といわれ、多くの人々の命が奪われた時代がありましたが、医療技術の進歩、生活環境の向上などにより、その状況は大きく改善されました。
令和5年に、全国で新たに登録された結核患者数は、前年から約100人減少し、結核り患率(人口10万対の新登録結核患者数)も前年の8.2から8.1となり、減少傾向が続いています。
しかし、いまだ年間1万人以上の結核患者が新たに登録されており、だれもが感染する可能性がある病気であることには変わりありません。
結核についての正しい知識をもち、結核の予防と早期発見に努めましょう!
全国の結核の状況について、詳しくは下記ホームページをご覧ください。
令和5年中に、仙台市で新たに登録された結核患者数は51人で、結核り患率は4.6でした(表1)。全国の8.1と比較すると低い状況になっています。
また、仙台市で新たに登録された結核患者は、高齢者が約6割を占めている一方、10~30歳代の若い世代の患者も約2割を占めています。
仙台市 |
り患率(仙台市) |
全国 |
り患率(全国) | |
---|---|---|---|---|
平成25年 |
101人 |
9.5 |
20,495人 |
16.1 |
平成26年 |
102人 |
9.5 |
19,615人 |
15.4 |
平成27年 |
93人 |
8.6 |
18,280人 |
14.4 |
平成28年 |
87人 |
8.0 |
17,625人 |
13.9 |
平成29年 |
98人 |
9.0 |
16,789人 |
13.3 |
平成30年 |
75人 |
6.9 |
15,590人 |
12.3 |
令和元年 |
76人 |
7.0 |
14,460人 |
11.5 |
令和2年 |
66人 |
6.0 |
12,739人 |
10.1 |
令和3年 | 86人 | 7.8 | 11,519人 | 9.2 |
令和4年 | 65人 | 5.9 | 10,235人 | 8.2 |
令和5年 |
51人 |
4.6 | 10,096人 | 8.1 |
※り患率(人口10万人対)
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