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更新日:2024年11月19日
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帯状疱疹は水痘(水ぼうそう)の原因である水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することによって引き起こされる発疹性の病気です。(水痘(水ぼうそう)については、詳しくはこちらをご覧ください。)水痘治癒後も原因ウイルスは生涯にわたって体内に潜伏していますが、普段は免疫力が働き発症することはありません。しかし、加齢、疲労、ストレス、悪性腫瘍、免疫抑制状態等をきっかけとして原因ウイルスが再活性化し、帯状疱疹を引き起こすことがあります。
帯状疱疹の症状には個人差がありますが、多くは、はじめに皮膚の痛み(違和感、かゆみ、しびれ、ピリピリ、ズキズキ、チクチク等)が起こり、その後、水ぶくれを伴う赤い発疹が帯状に現れ、徐々に痛みが強くなります。痛みや皮膚の症状は、主に体の左右どちらかにみられ、3~4週間ほど続きます。
水痘を発症したことがある約10~30%の人が、生涯に一度は帯状疱疹を発症すると言われています。帯状疱疹を発症した人から、周囲の人へ帯状疱疹として感染することはありません。しかし、周囲に水痘帯状疱疹ウイルスに免疫を保有していない人がいる場合は、新たに水痘を発症する場合があります。
帯状疱疹は、症状の程度に応じ抗ウイルス薬や痛みを和らげる鎮痛薬等が使われる場合もあります。また、治療を行わなくても治る場合がありますが、疑われる症状が現れた場合には、できるだけ早く医師に相談しましょう。
帯状疱疹の予防には、免疫力が低下しないよう日頃から体調管理に留意することが必要です。また、50歳以上の方については、予防接種を受けることが可能です。
現在、帯状疱疹の予防接種については、個人の判断で接種できる「任意予防接種」に該当することから、接種を希望される場合には、かかりつけ医等の医療機関へ直接お問い合わせください。また、予防接種を実施している医療機関は厚生労働省「医療情報ネット(ナビイ)」で検索することもできます。
なお、法令に定められた「定期予防接種」ではありませんので、仙台市では接種費用の助成は行っておらず全額自己負担となります。
予防接種による効果や副反応などについて、十分理解した上で接種の判断をしてください。「任意接種」により健康被害が起きた場合は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく補償となります。
独立行政法人医薬品医療機器総合機構 健康被害救済業務について(外部サイトへリンク)
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