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更新日:2023年4月20日
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3月24日(金曜)は、岩切市民センター(第一研修室)にて、「いわきり子育てネットワーク」の皆さまと懇談しました。
懇談前には、団体の設立経過や活動内容の紹介などを伺いました。
「いわきり子育てネットワーク」の皆さんと一緒に
「いわきり子育てネットワーク」は、岩切地区の子育てサークルや近隣保育園、児童館など、子育てに関する20の団体から構成された組織で、子育て親子の仲間づくりや相談のできる場の提供、情報リーフレット「IKoNet(いこねっと)」、「IKoNet(いこねっと)防災版」による子育て情報の発信などに取り組んでいます。また、構成団体間の連携を強化し、地域全体で子育て中の親子を支えていく体制の構築を進めている団体です。
会長 山田 綾 (やまだ・あや)さん
副会長 育村 みどり(いくむら・みどり)さん
メンバー 髙野 典子 (たかの・のりこ)さん
メンバー 伊在井 咲良(いざい・さくら)さん
メンバー 緑上 浩子 (みどりかみ・ひろこ)さん
メンバー 中島 紗都美(なかしま・さとみ)さん
メンバー 松嶋 恵理子(まつしま・えりこ)さん
団体の活動の様子
市長
皆さまこんにちは。
「いわきり子育てネットワーク」の活動内容について、ご説明くださりありがとうございます。岩切地区で子育てなさる保護者の方々と関係の皆様方が、素晴らしい活動に取り組んでいただいておりますことに、心より感謝申し上げます。
本日は、皆様が活動を通して感じていらっしゃる地域の子育てについて、楽しさや喜び、活動における工夫やご苦労などお尋ねしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
懇談の様子
市長
「いわきり子育てネットワーク」の皆さんが取り組まれた活動の一つとして、岩切子育て情報「IKoNet」の作成があるかと思います。令和2年度と3年度に作成と伺いました。これを作ろうと思われたきっかけはどんなことだったのでしょうか。また、作成にあたって皆さんが大事になさったことはどのようなことでしょうか。
岩切子育て情報リーフレット「IKoNet」、「IKoNet防災版」と「ステッカー」、「缶バッチ」のアイテム
山田さん
私自身、他県の出身なので、情報が少なく行事に参加するのに苦労していました。ネットワークの活動で提供される情報に助けられました。
中島さん
児童館とネットワークの活動を通じて、参加者の顔がだんだん晴れやかになってくるのを見るとやりがいを感じます。
伊在井さん
私も地元出身ではないので、地域の情報が少なく戸惑っていましたが、「IKoNet」の方から情報を得ることができたので助りました。多くの方々がこの活動に参加できるよう声がけしたいと思っています。
市長
「いわきり子育てネットワーク」が担っている役割についてどのようにお考えですか。
育村さん
岩切地区は新しい年代の方々が増えてきています。その方々に地域の情報を伝え、地域とつながる機会をつくることがネットワークの役割と思っています。
市長
ネットワーク活動を通してどのようなことが子育てに必要とお感じになられましたか。
髙野さん
仙台市の支援策として、産後だけでなく、つわり時期の支援もお願いしたいと思います。
緑上さん
地域での子育てに切れ目のない支援が望まれていると思います。
松嶋さん
コロナ禍で様々な行事に参加する機会が減っている中で、ネットワークの活動と「IKoNet」の情報を広め、地域で子育てを応援していることを伝えたいと思います。
市長
令和2年度に「IKoNet」作成後、翌年度には「IKoNet防災版」も作成したとのことですね。乳幼児を抱える子育て家庭にとって防災情報は大切な情報ですね。自分一人ではなく、お子様の命を守るために普段からのこころがけが必要です。実際「IKoNet」を配布して、地域の皆さんの反応はいかがでしたか。
育村さん
コロナ禍でサークルに参加する機会が減りましたが、地域の情報の伝達手段として、母子手帳に収まる携帯しやすいサイズで作成しました。また、実際のところ地元出身者でないと避難場所もわからないことが多いために「IKoNet防災版」も作成しました。
市長
「IKoNet」の表紙にあるいわきり子育てネットワークのイメージキャラクターですが、缶バッチにもなっていますね。こちらは、どのようにして生まれたのでしょうか。
育村さん
キャラクターを募集して、岩切市民センターと「いわきり子育てネットワーク」共催行事「いわきり親子でわいわい広場」で投票し、青森の方のデザインに決まりました。
市長
キャラクターの誕生を伺っただけでも、地域の方々による地域の活動ということが伝わってまいりました。
テレビ局の取材がありました
市長
「こども」は地域の宝、仙台市の宝です。現在少子化が進み、地域での子育て事情も変わってきているかもしれません。岩切地区は、自分の「こども」を含め、地域ぐるみで、お子さん一人ひとりに目配り気配りし、協力し合って子育てできる歴史ある地域と言えるのではないかと思います。ここに少子化対策のヒントがあるのではないかと感じました。今後も「いわきり子育てネットワーク」がさらに発展し、ますます活躍されることをご祈念しております。
本日はありがとうございました。
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