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更新日:2024年2月26日
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ぜん息やアトピー等のダニアレルギー症の原因となるダニは、ヒョウヒダニです。家の中にいるダニの約80%を占め、ほとんどがヒョウヒダニです。ぜん息やアトピーの発症は、ヒョウヒダニの虫体や死がい、抜け殻、フンなど(ダニアレルゲン)が原因となります。
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ヒョウヒダニ(チリダニ) |
ツメダニ |
ケナガコナダニ |
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写真 |
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体長 |
0.3~0.7mm |
0.3~1.0mm |
0.3~0.8mm |
エサ |
人のフケやアカ、食べカスやカビ |
室内にいるコナダニやチャタテムシが増えるとツメダニも増える |
煮干や小麦粉などの貯蔵食品。コナダニが増えるとエサとするツメダニが増える |
主な生息場所 |
畳やカーペット床だけでなく、寝具類、ぬいぐるみやソファーなどにもいる |
畳の部屋で発生することが多い |
食品や新しい畳などで大発生する |
被害 |
ぜん息やアトピー性皮膚炎などの原因となる |
人の皮膚を刺し、かゆみを伴う |
食品の品質低下 |
※その他、動物に寄生し、屋内に入りこむダニもいます
<皮膚がかゆくなったら>
部屋の中で刺す虫はダニ以外にも、ノミやトコジラミ(ナンキンムシ)なども考えられます。また、他に原因疾患がある場合、衣服が皮膚にこすれたり、体調が悪くても、かゆみを感じることがあり、原因がダニであると特定をすることは困難です。できるだけ専門医の診断をうけ、他に原因がないか確かめてください。
ダニは高温多湿な環境を好み増殖します。(湿度55%以下では生きられません。)
温湿度計を置き、部屋の管理に努めましょう。
とくに寝具などはヒトの体温や発汗による湿気でダニがもっとも繁殖しやすい場所です。日光や風をあてたりスノコを敷いたりして、湿気がこもらないようにしましょう。
仙台市では、ダニアレルギーの相談を受け付けています。相談内容により、ダニアレルゲン量の簡易測定や、室温や湿度の室内環境調査を行っています。
お住まいの区の区役所衛生課に直接ご相談ください。(お問い合わせ先は下記のとおり。)
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※お住まいの区の区役所衛生課に直接ご相談ください。
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