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更新日:2017年4月11日
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平成29年4月11日
知事の立場、また知事は仙台市民でいらっしゃるので、いろいろなお考えがあってのご発言だと思いますが、私としては市民から「この方を市政へ」という思いが集まって出馬されるのが望ましいのではないかと思っています。経済人であるかないかにかかわらず広く市民の方から背中を押されて出る方が、できれば選択肢として複数いるのがよいと思います。
8日の会見時と違った考えは持っていません。
報道は知っていますし、ご本人も存じ上げています。しかし、私自身はそのことの真偽についてご本人に確認したわけでもありませんし、しかるべき方からお話を聞いたというわけでもありません。選挙が行われるとなれば、さまざまな方が出馬の意向を表明されたり、自薦他薦のいろいろな声があるのが常態ですので、もう少し落ち着くまでは、そのようなお考えもあるのかもしれないという程度の受け止めにとどまります。
そうですね。報道で知る限りでのということです。
これも8日に申し上げましたが、仙台としては、これから特に人口減少の厳しい東北をリードしていく中で、大事なターニングポイントの時期だと思いますので、そうした未来を見据えた仙台の適切な進路を指し示していただける方を望んでいます。
そうですね。選挙であるからには、市民の方にとって適切な選択の機会となることが第一義だと思います。
震災復興の中で、もちろん首長のリーダーシップも大事ではありますが、一方で108万市民の方々がそれぞれの持ち分でしっかりと自分たちの力をフルに出していただいたことが、復興が加速した大きな要因だったと思っています。一言で言えば市民協働ということになりますが、市民の方々が持つ力をフルに発揮する方向で一緒に進んでいけるような方を望んでいます。
特にそういうことはありません。
まずは任期いっぱいしっかりと市政を進めていくことが大事だと思っています。その後については、決まっていることは全くありません。
大変素晴らしいビジネスを展開してこられ、また、私が教育長だったときにはPTA活動もやっておられたと承知しています。経済人としても、ボランタリーな活動においても、しっかりとした活動をしてこられた方という印象を持っています。
自主避難者に対して、国として何か具体的な支援ができるか、支援制度の対象とするかということについては、大臣にもいろいろなお考えがあるのだろうと思います。仙台市内にも福島からおいでになった方がいて、支援対象にしている場合や支援期間が終わっている場合などがあります。どちらにしても原発の事故により仙台にいらっしゃる中で、心のケアの問題や、昨年も問題が大きく浮かび上がりましたが、子どもが学校において福島から来たというだけでさまざまな非難や中傷にさらされるような状況は、自己責任といって済まされる問題では到底ありませんので、その方の状況に応じて安心した生活につながることを考えていくというスタンスを基本に持っていただきたいと思っています。
仙台市長 奥山 恵美子
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