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更新日:2017年5月16日
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平成29年5月16日
災害時において、まずご自身の身を守る「自助」の意識を高めていただくため、6月12日の「市民防災の日」に新たな総合防災訓練を実施することとしましたので、お知らせします。
東日本大震災以降、市民防災の日は地域の皆さまを主体とした避難所運営訓練などを実施し、地域における共助の推進に取り組んでまいりました。震災から6年が経過し、震災の記憶の風化が懸念される一方、熊本地震などにおいて自助の取り組みの重要性が再認識されています。こうしたことから、市民の皆さまが広く参加できる新しい総合防災訓練を行うこととしたものです。
新たな総合防災訓練では、市民参加型の訓練として身体保護訓練、いわゆるシェイクアウト訓練を実施する予定です。6月12日の午前9時を地震発生時刻に想定しまして、この時刻に参加者全員が一斉に机の下にもぐるなどの身を守る動作を行う訓練でございます。シェイクアウト訓練が終了しましたら、この機会に備蓄品や家具の転倒防止など災害への備えについてもあらためて確認をお願いしたいと思います。
訓練への参加の機運を高めていくため、市ホームページなどから参加登録を受け付けるほか、参加者の皆さんに、訓練に参加したことをSNSで発信していただくといったことも呼びかけてまいりたいと考えております。
当日はこのほか防災関係機関などによる実動訓練を行う予定でございます。自衛隊や災害時の応援協定を締結いただいている団体など約10団体にご参加いただき、倒壊建物からの救出など実践的な訓練を行い連携を深める考えです。
いざというときに素早く身を守るためには訓練は欠かせないものです。「まず低く、頭を守り、動かない」この3つの行動を市民の皆さまとご一緒に実践できればと願っております。
仙台市長 奥山 恵美子
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