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更新日:2018年5月22日
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平成30年5月22日
法案が閣議決定されましたが、国会での議論はまだ始まっていない段階だと思っています。もちろん成立もしていませんので、成立を急いでもらうということに当面傾注すべきだろうと思っています。
知事も会見でいろいろとご懸念を話されていたようですが、知事のお立場であればご懸念というのもそうなのかなと思いますが、私ども政令市だけが先に行くというような法律というふうには捉えておりませんので、しかるべき時にしっかりとご説明していかなくてはいけないと思っています。もう既に事務方等々もいろいろとやりとりはしていると聞いています。私自身も簡単なところではお話しさせていただきましたけれども、しっかりとしたご説明はしかるべき時にやらなければならないと思っているところです。
災害救助の主体になることで仙台市は仙台市の分で対応できるところが広がってくるわけです。今回、例えば、プレハブの仮設住宅の件について知事も少し触れられていました。集中している仙台市ばかりがというようなご懸念の向きだと承知していますけれど、実は仙台市の場合、東日本大震災のときにはプレハブ仮設よりも「みなし仮設」と呼ばれる民間の空いている住宅を仮設にするというようなことで対応をしました。
この対応も、まずは市でいろいろと調整をした上で、最終的には県がさまざまな契約の審査を含めた事務処理というのをやられたので、大変ご苦労をおかけしたと思っています。もしこれが仙台市が主体となることができれば、その分を県とすれば他の市町村に対しての対応に充てられるということですから、必ずしも仙台市だけが先に行くということではないのだということを丁寧にご説明しなければならないと思っています。
市議会の皆さま方からも力強いご発言を昨日の常任委員会でいただいたと聞いています。時期を明確にすることはできませんが、しかるべき時にご説明に上がらなければならないと思っています。
知事とはさまざまなところでお顔合わせはするので、そういった機会を捉えてこれまでもたびたびお話をさせていただいていましたけれども、まずは法案の成立を見てということになるのかもしれません。
ただ、今議論をされている、されるであろうこの法案の骨子というのでしょうか、そのようなことでのご説明は、知事のご懸念は必ずしもそうではありませんよということも言えるのだろうとは思います。指定都市市長会の会長である林横浜市長も全国知事会の動きについては大きな心配はしていないとおっしゃっていましたけれども、私も同じような気持ちです。ご理解いただけるものだと思います。
そんなに詳しくお話をする時間は取れませんので、さまざまある話題の中でこれが今国会にあがってきますのでご理解をというようなことくらいです。
はい。
折を見てお会いするチャンス、いろいろなところで顔を合わせることもありますが、どのようなタイミングになるのかは今ここで明言はできませんが、いずれお話をしたいと思います。
いいえ、私も当初からそのように思っていました。甚大な、広範囲な災害であります。それこそ県レベルで対応できるというのは本当に限られているものですから、そのような意味では政令市は職員の数も、またいろいろな対応のできる力もそれなりに持っていると思います。それぞれが取り組んでいけばもう少し早く進むところもあっただろうということを私自身が政務官をしていた時にも感じていたところです。
申し訳ないです。私は把握していないです。
文書には目を通させていただきましたが、まだいろいろと精査をしていかなくてはいけないところがあろうかと思っています。株主総会が6月ですのでもうしばらくいろいろと検討させていただきたいと思います。
私はそのことも聞いておりませんし存じませんので何もコメントできないですが、いろいろと読ませていただいて、いろいろな方々からもご意見を伺った上で検討させていただこうと思っています。
非常に驚きましたし申し訳なく思ったところです。私自身、新聞報道でこのことを知って、その後に説明を受けました。仙台市の保育所に臨時職員として勤めていたということで、当該保育所にお子さんを通わせていた親御さんたちへ説明も含めて経緯をお話しさせていただいたところです。
今捜査中ではありますけれども、仙台の保育行政に対してご不安を与えたことに対して大変申し訳なく思っています。このようなことが二度とないように保育の分野に対して、スマートフォンの取扱いについてはもう既に保育する現場には持ち込まないようになっているようですけれども、これについても徹底するように改めて保育士の皆さんに周知をするということです。本当に申し訳なく思います。
本当に今回の保育士の逮捕ということもそうですし、そのほか行政に対して皆さま方が厳しい視線を向けざるを得ないような不祥事が相次いでいることを大変申し訳なく思います。
今般、これを受けて庁内のコンプライアンスの総括担当であります藤本副市長の名前で5月16日にコンプライアンスの徹底の文書を発出いたしました。そのほか数々ある問題に対しても、それぞれの部署から徹底の文書、あるいはまた詳しい調査等々についても庁内に発出しているところです。職員にはさまざまな機会を捉えて、市民の皆さま方のお役に立つんだ、市民のために仕事をしているんだということを徹底していかなくてはならないと思っています。
法規をしっかりと守っていくということも、住民の皆さんたち、市民の皆さんたちに信頼をいただかなければ市役所行政がまわっていきませんので、徹底をしたところです。
開発行為の許認可の事務で不適正な運用だとか、公印の適正管理が徹底されていなかったという事案も含めて、これも庁内に改めて調査をするように文書法制課や行財政改革課の課長名で点検をするようにという文書が発出されているところです。
(コンプライアンス推進担当課長)
藤本副市長が統括コンプライアンス責任者として発出した通知ですが、大きく3点ありまして、一つはコンプライアンスの意識付けを改めて徹底すること、それに関連しまして問題発生時にも組織全体で対応すること。それから二つ目としまして、許認可等事務に係る適正な運用について改めてチェック体制を見直す等、遺漏のないようにというようなこと。それから三つ目として、公印の適正な管理、使用について、公印規則等の関係規則に基づいて適切な手続きを踏むようにという通知をしています。それとは別に先ほどお話がありましたとおり、事務が適正に行われているかを改めて所管の課長から照会、調査するということで文書を発出しており、現在調査中というところです。
(市長)
いずれにいたしましても、関係する方々にご迷惑をおかけしたりご不安を与えたりしましたこと、本当に申し訳なく思いますし、今後このようなことがないように再発防止策を徹底していきたいと思っています。
ケースバイケースだろうと思っています。確かに職員の年齢構成というのもあるかもしれませんけれども、ケースバイケースだろうと思っています。
仙台市の給食費を一括管理していくということで進めています。今、システムの構築中だというふうに聞いています。秋ぐらいから具体的に保護者の皆さんにお願いをするということになるのだと思いますけれども、いずれにいたしましても事務手続きがスムーズに運ぶように、保護者の方々の過度な負担にならないように、そのところは心がけていきたいと思いますし、説明もその時期が来たら、これも秋ということでしょうけれども、していくことになるのだろうと思います。
決定です。もう進めておりシステムの構築を今行っているというところです。
私もうれしいなと思い、そのニュースを拝見したところです。お隣の県同士、連携してそれぞれ賑わいを作っていくという取り組みだろうと思い期待をしています。
また本市といたしましても山形市さんを含めていろいろと協定を結ばせていただいて、連携の強化で交流人口の増大に向けた取り組みですとか、それぞれの地域の皆さんたちがより住みよい街になるような取り組みというのを進めているところです。相乗効果で良くなっていけばいいなと思います。
特に東北地域の課題というものを皆さん深刻に受け止めつつ、これからどうやって長い間、都市として、街として存続し、皆さんに安心してお住みいただけるかということが課題でありますから、それぞれが知恵を絞って連携できるところは連携していく。当然のことではないかというふうに思っています。
私自身が担当局からこの件について報告を受けたのが4月の初旬でした。いろいろとどのような状況なのかを把握し、確認するために時間がかかったということです。確かに法的にさまざまなことも関わってくるかもしれませんので、そこのところはしっかりと見ていかなければならないと思いますが、このような不祥事が発生したときには速やかに、とにかく悪いことは早く、いいことは多少遅れてもいいですから、悪いことはとにかく早く私や副市長に報告をしてほしいと思います。関係部署との情報共有について、改めて関係部署との伝達ルートを見直していくべきだと思っているところです。
ご指摘のところは、まったくその通りだというふうに思います。本当に申し訳ないと思います。悪いところはより早く対応できるように情報を上げてもらって、そして迅速に的確に対応するということに努めていきたいと思います。
今すべての調査が済んだところでしょうか。まだいろいろと、警察も含めて相談しているところもあるというふうに思います。どうしてこのような状況になったのかについて、いろいろお話もありましたけれども、おっしゃられるとおりやってはならないことだと思っていますので、二度とこのようなことがないように職員に徹底をいたします。
もちろん、やらなければならないことは徹底していくということが基本だと思います。その上で、市民の皆さまのために何がよいのか知恵を絞るということも同時にやっていきたいと申し上げているところです。
大変うれしく受け止めました。この法案の成立に大きな後押しをしてくださった先輩方がおいでです。議員の先輩もおられますし、公務員の先輩の方々もおいでです。その先輩方、また実際に法案を作っていく中でお知恵をいただいた大学の先生等々もおられるのですけれども、その方々に私も「おめでとうございます」とお祝いの言葉を申し述べさせていただきました。
今、セクハラの問題等々も含めていろいろな問題が出ていますけれども、やはり政治の分野で女性がもう少し発言権を得られたら違ってくるところはあるのではないかというふうに期待をしていますので、各政党になお頑張っていただきたいと思います。
それぞれの政党さんでどんなふうに候補者を擁立させるのかというところだと思いますので、しっかりこの法の趣旨にのっとってお取り組みいただきたいと期待しています。
まずは、そういうことを目指していくのだという大きな理念が掲げられたということは大きな前進なのではないでしょうか。ご承知のようにジェンダーギャップ指数において、とりわけ政治分野で日本は大変な遅れを取っています。そこが変わっていくということで、いろいろな世界が開けていくのではないかというふうに期待をしています。
国政の場に出ていく、名簿登載をどんなふうにしていくのか。これで国民の皆さんが女性議員を増やしていこう、ダイバーシティを目指そうと言っている中で、どの政党がどのように取り組んでいくのかということを国民の皆さまもご覧になると思いますので、政党の皆さんにはその辺りを競い合って取り組んでいただけたらうれしいなというふうに思います。
仙台市長 郡 和子
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