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更新日:2018年7月3日
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平成30年7月3日
つい先ほど林文部科学大臣が記者会見でこの件につきまして正式な発表をされました。大変ありがたく思っています。青葉山を建設地に決定していただきまして、東北大学の取り組み、立地場所の優位性、そしてこれまで各関係機関がこぞって誘致活動をしてきたたまものだろうと、とても喜ばしく思っています。
この放射光施設ができることは、仙台のみならず東北全体に対して大変インパクトが大きなものがございますので、早期に施設の建設が進むように努力をしたいと思うところです。
加入金として1口5000万円のところ、10口5億円相当分の資金拠出を仙台市として行わせていただこうと思っています。これはまさに地元企業や東北の企業で「この施設を使いたい」という方々に利用権を分割して付与していきたいと思っています。経済団体の皆さまや企業の皆さまも大変関心が高いと思っています。ぜひご活用いただいてご自身の会社のさまざまな研究、あるいはまた商品開発等々に生かしていただけるとありがたいと思っています。つまりそのことが仙台・宮城のみならず、東北各地の経済の発展に大きな力を発揮するものと期待をしているわけです。
詳しくどのような企業に使っていただけるかについては、まだこれからだと思います。ただ気持ちとしてはそのような気持ちでいるということです。
先週の会見で、危険と思われるところが24カ所残っているとお伝えしました。昨年度末時点での件数がこの24件だったのですが、先週までの各区でのパトロールなどで改めて確認したところ、2件については既に危険な状態が解消されていたということで、22件だったそうです。先週までに、改めて所有者に対して解体などについて依頼する文書を送らせていただいています。併せて区役所で個別訪問を開始したところです。
(建築指導課長)
平成29年度末の24件について、今年の4月から6月までに実施した調査結果を集約したところ、2件について危険な状態が解消されていました。1件はブロック塀自体が壊されており、あと1件は補強されていたりするということで、それを確認したところです。残りの22件については、6月29日付けで既存のブロック塀の解体についてのお願いの文書を送付しています。
これについては、多分両方伝えているのだと思いますがどうですか。
(建築指導課長)
危険なブロック塀については、ブロック塀の除却の補助が使えますし、生け垣づくりの助成については、安全なブロック塀に関してもそれを生け垣に変えるという場合であれば、そのブロック塀の撤去費用が出るものになっています。
状況によっては、例えば調査に行ったときに危険なブロック塀に当たらない場合でも、これを生け垣に変えますということであれば生け垣づくりの助成を使えますよということで、担当者は現場ではそういったお話をしているかと思います。
(建築指導課長)
はい。そのとおりです。
個人所有のものですから、なかなか行政サイドでいつまでと目標を立てられるものではありません。とにかくいろいろとご協力をお願いしていくということだと思います。
はい。
先日の会見で質問を受けて引き取らせていただき、その後事務局から改めての報告を受けました。その委員さんからは今後の連絡は文書にしてほしいというご要望があって、連絡は全て文書で行っているということでした。委員会の開催案内は1回だけ文書で送るということではなく、複数回にわたって文書をお送りしてご連絡をしているのですが、お返事がないということでした。また事務局に対しては、今後も委員の要望に沿った形で、審議の結果や開催日程などをきちんとお伝えするようにと、委員長からも指示があったと聞きました。
私といたしましては、現行の委員で審議を続けていただいて1日も早く答申をお出しいただきたいと、3月に委員会が混乱した時に私からメッセージという形でお伝えしましたが、その考えは今も変わっていません。再調査委員会は第三者による調査機関ですので、性格上、独立性が最大限尊重されるものであると考えていまして、審議が今続いているその途中段階で運営面の詳細等々について私が口を挟むということは、極力控えるべきだというふうに考えています。
現に再調査委員会は今独自に精力的に調査を行っているということも、併せて報告を受けているところでありまして、私は諮問を申し上げた立場としては、まずは委員会の審議を見守りたいと思っているところです。
昨日もあっという間の時間でした。それぞれの専門分野で貴重なご意見をいただきました。プレゼンテーションしてくださった方からは、最近の若者の旅行事情といったことも非常に分かりやすくご説明いただきました。若い女性をターゲットにした誘客戦略の必要性を改めて感じたところですし、また東北のゲートウェイとしての仙台の観光都市機能のあり方、それから経済、産業界との連携協力体制の必要性など本当に参考になるさまざまなご意見を伺うことができたと思っています。
それから旅行業、宿泊業の方々もおいででしたけれども、第一線でご活躍をされているそのような皆さま方からも東北連携の必要性は随分語られていました。そして観光客を受け入れる体制づくりの重要性、これは改めて感じたところでありまして、今後の戦略の方向性を示していく上で大変重要なポイントだろうと思っているところです。
私はナイトライフについては、これは皆さんが海外旅行されるときにどうするかは分かりませんが、大抵海外に行きますとゆったりしたディナーが割と深い時間に始まったり、あるいはコンサートを楽しんだりなどいろいろと可能なことが多いと私自身の体験から感じます。そういう意味におきましては、確かにもう少し考える余地があるのではないのかなと率直に思ったところです。
それから、東北各地域について仙台を拠点として考えたらどうかというご意見を随分たくさんいただきました。確かにアクセスの良さというのはあるのだろうと思います。例えば鉄軌道だったらその駅から観光地なり目的地までどのようにして行くのか、その2次交通への考え方というのはやはり課題だと、昨日の話を聞かせていただいて認識をしました。
その他についてもいろいろありましたけれども、これからもあと3回、回を重ねてまいりますので、さまざまなご意見いただきまして、それを見させていただこうと思います。
見ました。あと少しだったですね。ベスト8というのはなかなか難しいのだなということを実感しましたけれども、感動的な試合だったと思います。何よりもやはりチームとしての総合力を私自身とても強く感じました。チームが自分のためではなく、他者を生かしながら全体の勝利のために進んでいく姿というのは大変感銘を受けました。
原発については、私自身も再生可能エネルギーなど多様なエネルギーを活用することによって、その依存度を低減させていくべきものであると考えていますけれども、エネルギー政策というのはこれまで国策として取り組まれてきたように、国の果たすべき役割が大きい事案であるということ、また今回提案されたような業務執行に係る事項については、定款に規定するということはやはり適切ではないと思い、株主提案には反対をしたところです。
これは全体的なところとして、再生可能エネルギーや多様なエネルギーを活用していく、そして原発を低減させていくという方向性は、私自身もそのように思っていますけれど、今回のように定款に規定するということはやはり適切ではないと思ったものですから反対をさせていただきました。
まずは国策であるエネルギー政策がどうあるべきなのかというところが大きいのだろうと思います。国が果たすべき役割が大きいと、そのように考えています。
それはどうでしょうか。現段階でもいろいろと東北電力さんも頑張っていらっしゃるというふうに思います。
一事業者のみで対応できるかといえば、国全体の政策として、エネルギー政策は基本的な政策ですので、ここをやはりどのように考えていくのかということが第一であるべきだと思います。
冒頭お話ししましたけれども、これを定款に書き込むべきものかどうかということについて考えた結果、反対ということにさせていただきました。
どうでしょうか。私自身は、やはり国の政策ということに随分とよるものですから、一事業者のみでこれが完結するという話ではないと思いますし、今回これを定款に盛り込むことが果たしてふさわしいのかどうかということを考えて反対いたしました。市民の皆さま方にもご理解をいただけるのではないかと思っています。
それは、ご質問の趣旨と私が答えたものは全く違っているとは思います。私自身が国のエネルギー政策についてどうかということについては、さまざまな要望の中でも再生可能エネルギーを活用して原発に対する依存度を低減させてほしいということを、要望という形でもう既にいろいろあげていることではありますし、言うべきことは言うという姿勢は何ら変わってはいません。
仙台市長 郡 和子
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