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更新日:2018年7月24日
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平成30年7月24日
昨日発表した18校で、学校の名前も公表したところですけれども、夏休みの間を利用して安全を確保するために取り壊しを実施させていただくということです。今回こういうことで改めて見直し、そして調査を行った結果、18校で危ないところがあった、建築基準法に適合しなかったということですから、速やかに対処させていただきます。
私が報告を受けているのは、今回仙台市立学校等のブロック塀18校については夏休み中にすべて取り壊しができるというふうに聞いていますが、なお確認してお知らせします。(※)
(※)建築基準法に適合しないブロック塀等がある学校18校の対応は以下のとおり。
今日まで総社市、宇和島市、そして広島県の海田町に応援職員を派遣しました。実人員としておよそ70人、延べ人数で約300人派遣をさせていただきました。私も先方の市長さんから大変感謝やお礼の電話などもいただいていまして、それぞれ頑張ってくれているなと大変誇らしく思っていたところです。
東日本大震災の折にいろいろなご支援をいただいた所に対しても、恩返しのみならず、仙台があの経験から導き出したいろいろな知見と言うのでしょうか、経験というものを各自治体の皆さんに伝えていくことも責務の一つであろうと思いますし、被災地の皆さんの早期復旧に一定程度の貢献ができているのではないかと、そのように評価しています。
具体的にここが助かった、あそこが助かったという話は市長さんたちからは入ってきていませんけれども、とにかくありがたいといったようなことです。全体的なところでありがたいというふうに言っていただいています。
受援計画、それから応援計画を3月に策定しまして、今回初めてそれが適用されたわけです。先遣隊を派遣し、その後各地域のニーズを把握した上で、各職場に対して応援に行ける人たちの人選や体制をつくるという段取りが、随分スムーズに進められているなというのが私自身の実感であります。多くの職員が自ら進んで助けになりたいということで手を挙げてくれて、リストアップもスムーズにいっているということも大変良いことだなと評価しています。
これもやはり大きな災害があって、まずそこの自治体にどこが支援に入るのかというような形で道筋を作っていただいたというのはとても良いことだったと思います。
もちろん近隣の自治体が支援するというのが、距離的な近さでもって一番早いわけですけれども、今回はかなりの広範だったわけです。そうしますと、やはり近しい自治体だけで支援が終わるということではなくて、かなり遠方の自治体も支援に入らなければならないという事態でしたから、そういう意味においては対口支援の先というのでしょうか、こういうものが指定されているということはとてもうまくいくのだろうと思って、評価しています。
自治体の規模が大きかろうと小さかろうと、基礎自治体としてはそれぞれの役場、役所の職員はみな地域の住民の皆さんの命を守っていく、生活を守っていくということにまい進をしているわけですから、規模によってどうだというわけではないのでしょう。
ただ仙台は東日本大震災でいろいろと積み重ねてきた経験もあって、これをそのような自治体、経験したことのない自治体に伝えていくという大きな意味を持っているのだと思っています。今回もいろんなことを伝授させていただいているというふうに承知をしています。伝授という言い方が良いのかどうかは分かりませんけれども、皆さんそれぞれがいろいろと苦しい中ですけれども、一緒になって取り組んでいる。このことは次に何かあったときに今度は総社市さんがそれこそ主体的に、いろいろな応援を他の自治体でもできるということなんだろうと思います。それは必ずしも総社市さんに限らず、どこの自治体でもそのように相互に経験してきたことを伝えられるという仕組みは重要なのではないかと思います。
応援要請のあったところについてはそれなりに対応しましたが、混乱することにもなりかねませんので、どこの自治体はどこを応援するというようなルールというか仕組みがあった方が混乱なく支援ができるのだと思います。そういう意味で総務省さんも対口支援をしていくということのルールを作られた、そしてうまく機能したのではないかとみています。
議論していません。
IR法が成立いたしましたけれども、今回私自身は、ギャンブル依存に対する対応が十分だったのかどうか、公営のものとどのように違うのか、あるいは地域の皆さまにどのように理解を得るのかを含めて、十分だったのかどうかということについてはいろいろ議論があるところだろうと思っています。ただこの法律が成立したことで、すでに誘致に名乗りを上げているところもあるわけです。今後のところを見たいなというふうに思います。
私は詳しく承知していませんので申し上げられませんが、ただいろいろと課題は多いのではないかと思います。
想定の話に対してお答えするのは、なかなか難しいということでご理解いただきたいです。
この前の日曜日ですか、36.7度というかなりの気温を観測して、ちょうどあのときにも地域のお祭りがあったり、あるいはスポーツで大会が開かれていたり等々含めて、熱中症や子どもたちのことを心配しました。学校がもう夏休みに入っているということもあって、校内の暑さがどの程度なのかというところまで計り知れませんでしたけれども、いずれにせよ例年にない暑さであるのは間違いなく、子どもたちが長い時間を過ごす学校ではやはり特に配慮が必要であろうということで、教育委員会の方でも既に5月と7月にお知らせを出させていただいたということでした。学習活動中も適宜休憩や水分補給をさせる、あるいは休み時間校庭で遊ぶ際は帽子をかぶらせるなど、さまざまな対応をしてほしいということを通達したと聞いています。
今、休みに入っているわけですけれども、学校施設にエアコンを設置することは、国レベルでも大きな議論になりつつある課題なのだというふうに認識しています。仙台におきましても、保健室や音楽室などでは一部エアコンを既に設置をしているところもあるわけですけれども、普通教室や教職員がいる職員室はまだです。そういう意味では、今、学校の老朽化対策ですとかトイレの洋式化等々いろいろ取り組んでいますけれども、環境改善の課題の一つではあるなというふうには感じているところです。
新聞報道で見させていただきました。「ああ、そうなんだ」というふうに見たところです。今の政治状況、国政の状況についてコメントをするのは控えさせていただきたいと思いますけれども、政治の流れの中ですから、いろんな動きがあってそれは当然なんだろうなというふうに思います。
仙台市長 郡 和子
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