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更新日:2024年6月5日
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4日間開催されましたポケモンGOについてなのですけれども、とても盛り上がったと思うのですけれども、市長のお考え、改めてお願いします。
5月30日から4日間、本市で開催されましたPokémon GO Fest 2024:仙台、この世界的なイベントに本当に国内外から多くのポケモンGOファンの皆さんたちに本市に訪れていただきました。成功裏に終了することができたと本当に感謝をしたいというふうに思います。
会場となったメイン会場の七北田公園のみならず、まちなか公式ルートを10設定したわけですけれども、本当に、ピカチュウあるいはラプラスのサンバイザーをつけたり、いろいろマスコットキャラクターをいろんなところにつけた方々が歩いてくださっていて、お子さんから年配の方まで本当に多くの方々の笑顔があふれた期間だったとうれしく思いました。これほどのイベントを仙台で開催いただいたことにも、改めて関係の皆さんたちに深く御礼を申し上げたいというふうに思います。
その一方で、点字ブロック(を)歩いた目の不自由な方が転倒してしまったりとか苦情の電話とかも幾つか来たそうなのですけれども、ちょっとオーバーツーリズムまではいかなくても、そこまであったのかなとも思ったのですけれども、そのあたりはいかがですか。
オーバーツーリズムというよりも、やはりスマホを使いながらポケモンをゲットするということがこのポケモンGOフェストですから、そういう意味では歩きながらのスマホはおやめくださいということをあちこちで掲出したり、あるいはアナウンスしたりしていたところですけれども、そういう意味でご迷惑をおかけしたところも、混雑したところもあったのかもしれません。また、本市や警察にもいろいろとクレームというのでしょうか、合計30件ぐらい寄せていただきました。しかし、それ以上に多くの方々に「本市に来ていただいてありがとうございます」あるいは「お店もずいぶん購買が上がりました」ですとか、「活気づいててよかったですね」という声もいただいたところです。
この4日間の人出については何か数えていらっしゃるものがあるのでしょうか。
準備されたチケットというのは完売をしたということです。やはり、ずいぶん私も実際に目で見て、国内外から本当に多くの方々においでいただいたというふうに実感をしたところですけど、今主催者側で来場者ですとか、併せて経済効果などについても取りまとめていらっしゃると聞いております。確かに飲食それから宿泊、あるいはお土産などの消費では大きな経済効果もあったものと、そのように思っています。
知事定例記者会見の方でも質問(が)あったのですが、こういった体験型のイベントだったりソフト面のといいますか、それでこういった多くの方が訪れてくるということで、この宿泊税の利用についてもこういったソフト面の体験型のイベントを誘致してインバウンドだったりを獲得できることも一つの考えとしてあるのかなと思うのですけれども、そういったこういうソフト面だったり体験型のイベントについての意義というか、この魅力というのは、市長はどういうふうに考えていらっしゃいますか。
今回このポケモンGOフェストを開催いたしまして、国内、海外からもヨーロッパやアメリカや本当に多くの方々が本市を訪れてくださいました。そして本市の街並みについても高評価もいただいているようでございますが、その辺については後ほどやはりこれしっかりとまとめてもらわなければいけないなというふうに思っています。どんなところが魅力と感じていただけたのか、あるいはちょっと不便と思われたところはどんなところなのかも併せて今後の観光施策に生かしていかなければいけないと思っています。そういう意味ではソフト、またハードもやはり必要ですから、こちらも併せて観光都市として選ばれていくためにはやはりその財源をしっかりと確保したいというような思いは、今回のことも見させていただいた上で強く持ったところです。
後ほどまとめてもらわないといけないという発言がありましたけれども、何か検証するようなアンケートというか調査みたいなものはやっていらっしゃったのでしょうか。
(観光課長)
主催者の方で実際に来場された方へのアンケートなどを行っておりまして、前回の大阪のときにもそういった報告書が出ています。今回も同様の報告書を作っていただいて、私どもと共有いただくことになっておりますので、そういった中でどういった行動をされたのかですとか、満足度ですとか、どういう商品があったのかですとか、そういったものを明らかにしていきたいと考えています。
(6月2日)日曜日にダイバーシティ推進会議の初回会合がありましたけれども、率直にご出席されてみて全体のご議論をどういうふうにご覧になったのか伺えればと思います。
各分野でご活躍の皆さま方にお集まりをいただいて構成するこの会議がスタートしたこと、とてもうれしく思いましたし、心強く思いました。本当に皆さま方のお話から、ダイバーシティに取り組まなければいけない社会背景ですとか、それから方向性ですとか、そしてまた目指す都市像ですとか、そのことによってどういうものが生まれてくるのかというような、本当にいろんな意味で多方面でお話をいただきました。印象的だったのは、少子高齢化、人口減少ということが顕在化する中で、国際的な議論の中でもそのダイバーシティの考え方というのはやった方がいいというレベルではなくて、これはもう都市を維持していくためには不可欠なのだというこの言葉をいただきまして、とても私としても心強く思ったところです。やはりお互いに違いを認め合いながら、誰もが活躍できる包容力というのを兼ね備えた共生のまちというのを目指していきたいというふうな思いを、委員の方々のお話を聞かせていただいてとても強く決意も新たにしたところであります。
先月の(5月)22日に仙台市交通局の地下鉄の男性運転士が事故を起こして、現場から立ち去った疑いがあるということなのですけれども、その点何かコメントなどありますでしょうか。
発生の翌日に交通局から一報は受けています。交通局で詳細確認中というふうに聞いているところです。確認中ではありますけれども、本市の信頼を損ねるものだというふうに思います。市民の皆さま方に申し訳ないと申し上げなければいけないと思いますし、今後厳正に対応してまいりたいと思っています。
仙台市長 郡 和子
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