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更新日:2024年6月5日

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【脱炭素先行地域】定禅寺通エリア第1弾 定禅寺通等食品リサイクル推進モデル事業を開始します(質疑応答)

令和6年6月4日

 

質疑応答の内容

Q1

今後、発電とか肥料に役立てるということですけれども、今後どういった発電量だったりとか、これくらいの肥料が出来ましたみたいな公表をする予定はあるのでしょうか。

A1

(事業ごみ減量課長)

今のお話にございました実績ということについてでございますが、処理がされた後に関しましては、この東北バイオフードリサイクルという施設で行うわけなのですが、こちらで仙台市から集まる以外のものと混合して処理をする形になりますので、仙台市の運んだ量に対する処理量というのはなかなか出ないといったところがございますので、そちらについては現状においては公表というのは考えてございませんでした。

 

Q2

その中で、事業者にとっては(食品廃棄物を)分ける手間がこれから増えるかと思うのですけれども、その点で事業者への説明だったり理解、そういった普及みたいなものは今後どのように取り組んでいく方針でしょうか。

A2

やはり食品廃棄物のリサイクルというのは(食品)産業界全体では進んできているわけですけれども、分別の手間ですとか処理費用などの課題もあって、中小事業者が営む飲食店ではあまり進んでいないのが実情だというふうに思っています。このモデル事業はそうした課題解決を目指した実証事業でございます。定禅寺通や国分町など飲食店が多数存在していますけれども、このエリアで飲食店が食品リサイクルに継続的に取り組むことができるようなスキームというのを構築することができれば、それこそ脱炭素化にとても大きな力になるわけでして、先ほど申し上げましたけれども、全国の飲食店が集積するエリアでもモデルとしてこれを使っていただければ地球にやさしい環境が整うことにもなるのだろうと、それにつながっていくことになるのだろうと思っています。事業所の方々、今回この実証事業に参加をすると言っていただいた方々、ずいぶん多くいらっしゃいます。まずはその皆さんたちにどうであるのか、いろいろとご意見も伺いながら進めてまいりたいと思います。

 

Q3

今回第1弾ということですけれども、第2弾以降、例えば期間だったりとか店舗を拡大していくということですけれども、最終的にどれくらいの店舗数を目指したいのか、現段階でありますか。

A3

この第1弾というふうに申し上げましたのは、定禅寺通エリアで行う脱炭素化に向けた取り組みの一つ(第1弾)として始めさせていただくということです。

(事業ごみ減量課長)

(本事業は)今年度、年度末まで行うわけでございますが、その期間内におきましても(参加店舗数について)順次拡大を図っていく予定でございます。

 

Q4

その期間中にも順次拡大していく予定ということでしょうか。分かりました。ありがとうございます。

A4

その他にその定禅寺通エリアでもさまざま脱炭素化に向けた取り組みを行っていくということです。

 

Q5

モデル事業ということなので費用対効果みたいなものを見ていかなければいけない中で、その効果の部分が測定できないとなると、これがモデルとして成立し得るか(というのは)どういうふうに判断していくことになるのでしょうか。

A5

どのぐらいがバイオマス発電に利用されたのか、どれぐらいが肥料に回ったのかというその量的なところももちろんありましょうけれども、ここで出していただくごみの分別がどのように進んでいくのか、あるいはまたどういうところが事業所の皆さんたち、飲食店の方々に不便と感じるのかなどいろいろとそれらを検証していくことによって、全体をうまく進めるようなスキームをつくりたいという、こういう実証実験ということでご理解いただきたいと思います。