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更新日:2024年10月9日

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自動運転実証事業「青葉山グリーン回遊プロジェクト」自動運転レベル2の運行実験を実施します(質疑応答)

令和6年10月8日

 

質疑応答の内容

Q1

このサービスの実装なのですけれども、何年後を目指すとか、そのような目標はございますか。

A1

今、他のところでも(自動運転)レベル4までいろいろと取り組みなども進んでいるようではありますが、そもそも国で2025年度までには自動運転で走行するものを50カ所ぐらいつくりたい、そして2027年度までには100カ所以上というふうに目標を掲げておられるのですね。なので本市としても、先ほど申し上げました路線バスなどの乗務員の不足あるいは二次交通の確保等にとても有効だというふうに思っておりますので、こういう実験を重ねた上でなるべく早期に自動運行が実装できるといいなというふうに思っています。

 

Q2

今の段階では2027年度までとか、そのようなことは言えないですか。

A2

本市としてどうなるかということですよね。今回レベル2でまさに自動運転を実験するわけですけれども、それによってだろうというふうには思います。いろいろこの青葉山エリアだけでなくてさまざまなところでも取り組めるのであろうというふうにも思っておりますし、まずはこの青葉山エリアの魅力向上に資するようにここで取り組みを進めるということで昨年度からやってきまして、いろいろなデータをしっかりと収集した上で、どうやらレベル2まで行けるぞということで今回やらせていただくわけです。

(プロジェクト推進課長)

まずは実証を重ねて、技術面の検証であったりとか市民の皆さまの需要度を醸成しながらというふうに考えてございます。今回やっているようなこの区間では、当然今年度の実証の結果次第というところもございますけれども、例えば来年度、同エリアで比較的勾配の少ないエリアに限定しながらレベル4での実証みたいな形でもしできればというようなところは考えているところではございますが、いずれにしてもやはり今年度の実証結果をしっかりと見させていただいてというところで考えているところでございます。

 

Q3

それは今年度の実証結果を踏まえて、また別の地域で実証実験等をやることも検討するという趣旨でよろしいですか。それもまだそこまでは言えないというところですか。

A3

まずはここ(青葉山エリア)のところをやっていくということです。ご承知のように、国際センター駅から青葉山の仙台城跡では、今一部通行止めになっているところも(このバスは)通るわけなのですけれども、ただ非常に勾配もありますし、曲がりくねった非常に難しいコースをあえて実験をするわけでして、ここでさまざまなデータが取れれば、また乗っていただいた皆さんの声も伺いながらですけれども、そうすると比較的平たんなところは割とたやすくできるのではないだろうかというもくろみは持っているところです。

 

Q4

検証内容のところ、急カーブと急勾配における車両挙動等とありますけれども、それ以外の検証内容は具体的にどんなものがあるか教えていただければと思います。

A4

(プロジェクト推進課長)

まずこの急カーブ、急勾配といったことについては、全国の他の事例と比較してもかなり珍しい区間になってございますので、そういったところでデータ収集できればなというふうに考えているところでございます。また、この期間中は市民の皆さんにご乗車いただきながらというようなところを考えてございますので、技術面に関するデータのみならず、乗っていただいた市民の皆さまのアンケート評価などもいただきながらそういった検証をしていきたいと思っております。例えば乗り心地であったりとか、乗ってみての恐怖感、安心感みたいなところも含めてしっかりとデータは取らせていただきたいなというふうに考えているところでございます。

 

Q5

市民が乗車できるということですけれども、これはどういうふうな形で申し込みというか、乗れる方法を教えていただければと思います。

A5

(プロジェクト推進課長)

こちら特段の予約は不要になってございますので期間中にこちらのエリアに行っていただければ乗れるということなのですけれども、ただ今回、安全を期して着座のみのご案内とさせていただければというふうに考えてございます。もともと車両自体は15名の定員にはなっているのですけれども、今回、安全対策の観点からも技術者が1名同乗しておりますので、(ご乗車いただけるのは)14名の定員というような形になってございます。そういった関係で若干、定員の限りがございますので、混雑度によってはご乗車いただけない場合もあるかもしれませんが、整理券などもお配りしながらできるだけご乗車いただける機会を確保したいと思っておりますので、特に国際センター駅であったりとか仙台城跡の方は始発になってございますので、比較的乗車はしやすいかなというふうに考えております。

 

Q6

何かバス停のようなものがあるという認識でよろしいですか。

A6

(プロジェクト推進課長)

バス停を用意してございます。三つです。国際センター駅前、仙臺緑彩館前、もう一つが仙台城跡、この三つの往復運行となってございます。