現在位置ホーム > 市政情報 > 市の概要 > 市長室へようこそ > 市長記者会見 > 市長記者会見 2024年度(令和6年度)一覧 > 10月 > 自動運転実証事業「青葉山グリーン回遊プロジェクト」自動運転レベル2の運行実験を実施します(発表内容)

ページID:77094

更新日:2024年10月9日

ここから本文です。

自動運転実証事業「青葉山グリーン回遊プロジェクト」自動運転レベル2の運行実験を実施します(発表内容)

令和6年10月8日

このたび、自動運転等の先端的サービスで青葉山エリアの回遊性向上を目指す「青葉山グリーン回遊プロジェクト」において、地下鉄東西線国際センター駅から仙台城跡までの区間で自動運転によるバスの運行実験を実施いたします。

このプロジェクトは、東北大学や民間事業者と連携する「仙台市・東北大学スマートフロンティア協議会」において昨年度から実施しているもので、今年7月には国土交通省の交付金事業に採択されたところです。昨年度は自動運転技術を搭載したEVバスを手動で運行し、周辺環境のデータ収集を行いました。今回は自動運転レベル2に進みまして、市民の皆さまにもご乗車いただくことができます。この自動運転レベル2というのは、通常時はシステムがアクセル、ブレーキ、ハンドルを制御して自動走行するものでございまして、緊急時は乗車している運転手による手動運転に切り替えます。皆さまにご乗車いただく前に入念なテストを重ねるとともに、見通しの悪い箇所では減速して運行するなど、安全第一で運行してまいります。実施期間は10月20日(日曜日)から27日(日曜日)の期間のうち6日間を予定しております。周辺エリアを通行される皆さま方には、ご理解とご協力をお願いできればと存じます。

自動運転技術は、路線バス等の乗務員の不足あるいは観光時の二次交通の確保といった社会課題の解決につながるものと期待しているところです。この運行実験の検証を進めて、早期のサービス実装に向けた取り組みを引き続き進めてまいります。

仙台市長 郡 和子