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更新日:2016年9月20日
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5月22日に開幕した「第4回仙台国際音楽コンクール」ですが、一昨日6月27日をもちまして全日程を無事終了いたしました。報道機関の皆様には広報や取材その他、いろいろとお力添えをいただいたことに感謝を申し上げます。
審査結果は、すでにご案内のとおり、バイオリン部門ではクララ・ジュミ・カンさんが、ピアノ部門では、ヴァデイム・ホロデンコさんが優勝いたしました。
私もセミファイナル、ファイナルと、それぞれ時間の許すところで聴かせていただきましたが、バイオリン・ピアノ部門のそれぞれの審査委員長さんのお話を伺いましたところ、どの順位も1点を争うような非常な接戦であって、そういう意味では力のあるコンテスタントが世界中から集まってきたということが、この4回目の特色ではないかと思います。選曲の違いや演奏の順番の違いによっては順位が変わった可能性があったということで審査員も緊張しながら聞いていたということを伺いました。
また、開催に当たってはホームステイなどたくさんの市民のボランティアの方々にも運営の面でご協力をいただいたところですが、最後のさよならパーティーの時にはハンガリーと12年ぐらいにわたり仕事をしているので、今回はそのハンガリーへのご恩返しのようなつもりでハンガリーからのコンテスタントの方をお引き受けして、その人がセミファイナルに残ってくれたのでとてもうれしかったという、ボランティアの方のお話などもいただきました。
そうした市民の方のこの国際コンクールを通じたいろいろな温かいホスピタリティの発露があったことも、多くのコンテスタントの方からも感謝され、運営の素晴らしさについては、組織委員会・運営委員会の先生からもお褒めをいただきましたので、改めて開催市の市長としてもうれしく思ったところです。
多くの皆様のご協力をいただいたことに心から感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。
平成22年6月29日 仙台市長 奥山 恵美子
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