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更新日:2016年9月20日
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昨日の説明会につきましては、稲葉副市長と直接話をする時間がなかったのですが、担当部局からは概略について報告を受けています。今回は市が主催したということで改めて大変幅広いご意見をいただきましたが、幾つかの課題に分けられるのだろうと現時点では受け止めています。
一つは近隣の方、特に近傍のマンションの方からの駐車場に関するさまざまな生活環境への影響も含めたご意見。もう一つは長年続いています駅東地区の区画整理事業に絡んでの今後の街づくりに関するいろいろなご意見。またアンパンマンこどもミュージアムが開業した後の交通渋滞などに関するご意見。そのほかも含めてあったと思います。
改めてそれらのご意見を課題ごとに市としても整理し、きちんと状況を踏まえた上でそれらを市として再度ご提案するなり、またご意見を入れてお返事として返すなり、どのような形でできるか担当部局と精査をしながら、私としてもいただいたものをお返しできるレベルに高めていきたいと思います。
それぞれの課題ごとに時間も違うのではないかという気がしていますで、今日の時点でいつまでとは申し上げられませんが、おっしゃるようにスピード感をもってやっていかなければならないことだと思いますので、そのあたりは担当部局も十分自覚して取り組んでくれると思います。
そういうお声があったことは報告の中で聞いています。私自身はこれまでも申しましたとおり、この事業が持つ仙台の街にとっての意味やいろいろなことをご説明申し上げて、工夫できるところは十分工夫しながら推進していきたいということですので、基本的なスタンスについては現時点でもそのように考えています。
私との話し合いを望む声も大切にしていきたいと思いますが、いつというのは決めていません。近々市議会もございますし、それらを含めてよく考えてご対応を進めたいと思います。
区画整理事業は長年時間がかかってきていますし、それだけ関わられた皆様の生活を大きく変えてきた大事業だったと思います。区画整理事業の中で換地により動かれた方、道路工事などで一旦よそに移られた方が、道路等が完成したことにより戻られるという時期に今なっていると思います。
区画整理によって非常に周辺環境が変わった結果、区画整理以前にお住まいだった方々のなりわいやコミュニティがそのまま新しい区画整理事業のところで続けられるという状況にはないわけです。外に出られた方もおりますし、いろいろな変化があります。
その中でご自分たちの生活、これからのコミュニティがどのようになっていくか、そこのところが住民の方々にも見えていないし、これからどうなるのかという不安も含めて、土地区画整理事業に対するいろいろなご不満の部分もあろうかと思います。暮らしとコミュニティに対する将来の希望や成り行きをどう自分たちと共有してもらえるのかという、そうしたお気持ちがあるのではないかとも思います。
それらは非常に深い経緯もあるものですので、私どももそれをじっくり受け止めて、簡単に答えが出るものではない部分もありますが、真剣に向き合って一緒に考えていく中で、皆様方もこういうことをやってみようとか、こういう形でこの地区のコミュニティを新たに作り直していこうということが必要であろうと思いますので、そういう登るべき道が見えてくると困難はあっても先に進めるのかなと思います。
住民の方々も区画整理の長い時間のいろいろな経過の中で、市側の説明についてご不満があったりしてこられたのではないかと思いますので、時間をかけてじっくりお話を聞きながらお互いの信頼関係を作っていくという、この基本がすべてではないかと思います。
都市交通プランとアンパンマンこどもミュージアムの駐車場ということですが、やや性格が違うのではないかと思います。
都市交通プランは、都市全体の中で今まで住宅地も外縁化でどんどん伸びていって、それにあわせて都市計画道路も計画として伸びて、それがそのままコンパクトシティのような現状の中においても、何十年も前に作られた計画がそのまま生きている形でいろいろな制約がありました。
それに対して、今回、将来的にも相当先にならないと作れないようなもので、しかもこれから人口が減っていくというときに本当にその計画をずっと持ち続けることがいいのかという問題意識も含めて、市民の皆様にご提示したと考えています。ある意味ではとても長期的なスパンでの仙台の道路と住宅、交通のありようについての問題提起と受け止めていただければ幸いです。
駐車場につきましては、市民の方が多く利用する施設が立地する際の駐車場が、一定程度必要である場合については、私はそういうことが許される街区の中では、当然必要な駐車場については官民を問わず出てくるだろうと思っています。
そのことがある特定の方に過大な生活上の不利益をもたらすようでは、仙台市の街づくりとしてはいかがなものかということで、それについてはこれまでもいろいろありましたが、お話し合いや調整をして、お互いにとってよりよい形になるような働きかけをしながら、これからも必要な場所には駐車場を作っていくということはあるだろうと思います。例えば大規模な商業施設ができるなどといった場合も含めてです。
調停等になるかということですが、私どもとすれば昨日もそうだったと思いますが、事業者の方々とのお話し合いによって駐車台数を減らすとか、階高を下げるなど、いろいろなことでご理解をいただけるように案を練り直してきたところです。私どもとして一定の案をお示ししたのが昨日の段階ですので、それに対して最終的に皆様がどのような判断をされるのかを私の方から軽々に申し上げるべきではないと思います。
いろいろご意見があって、特に土地区画整理に関わってこられた方々からご意見があるという点に関しては、この間の土地区画整理事業の進め方も含めて、いろいろな意味での意思疎通が十分ではなかったのではないかと思いますし、市側としてはそれなりにやってきたというつもりであっても、十分ではなかったという面もあるのかもしれません。そうしたことにお互いの意思疎通が図られるような努力を続けていくということだと思います。
事業内容については、これからいろいろ細部にわたってお話し合いをさせていただく余地はあるだろうと思いますので、基本としては事業者の方のスキームなり、事業展開のイメージはおありでしょうけれども、仙台ならではの要素を盛り込んでいただきたいという部分については、これからも事業者ともご相談していきたいと思います。また、そういう点についても、市民の皆様にもご理解いただけるように私どもの方から、さらにご説明に努めるということも必要だろうと思います。
昨日の報告を受け、いろいろ課題ごとにまとまりをつけながら解決というか、よりよい対応の方向を考えるという段階ですので、ご回答、ご説明が今月中になるかどうかについては今日の時点では決めておりません。
ご説明を求められているわけですので、そうは考えていません。
そうです。
宝くじを運営している団体の方々の人件費のありようや広告宣伝費、またいわゆる天下りという人事構造という点が課題として取り上げられたと思いますが、地方自治体としては、そういった課題があっても、団体と担当所管省の間で話し合いが行われれば解決できるような課題であると思っています。その結果、宝くじ事業を廃止もしくは休止というようなことにすぐ及ぶ必要があるのかというふうに考えています。
仙台市にも確か20億から30億の間だったと思いますが、宝くじの分配金が入ってきていまして、そういう収入がまったく自治体の関与しないところで廃止されるというような形でいいものかということについては、若干進め方には疑問をもっているところです。正すべきところは即正していただくことが、このことに関しては可能ではないかと思っています。
子ども手当に対する考え方ですが、子育て世代への経済的支援という意味で、子どもを育てる方々に一定の金額が出るということについては、一つのありようとしては評価をしているものです。
ただ、現行金額以上に、当初のマニフェスト通りにやっていくことが、果たして国の財源も非常に厳しくある中で、是であるかといわれるとそれはなかなか難しい部分があると思います。やはり自治体としては保育所を建設するなど子育てにかかる経費というものもあるわけで、そうした幅広い子どもに対する支援のありようの中から財源の配分を考えていただきたいと思っています。
〔広報課長〕
子ども手当の支給に関しては、先週記者発表資料の投げ込みもさせていただいておりますが、予定通り6月15日(火曜日)に初回の振込みをする予定と聞いております。今回、間に合わなかった分については7月中旬ぐらいになります。
政権というものは、私ども地方自治体もそうであるとは思いますが、住民の方々の信頼があって初めて運営していけるものだと思いますので、これは新聞及びマスコミ等で知る限りでございますが、政権への信頼度が下がってきている傾向にあるということは、やはり憂うべき状態であろうと思っています。
私の選挙のときにいろいろお世話になった皆様からご依頼があればケースバイケースで考えさせていただきたいと思っていますが、今の時点では特にどなたからかご依頼があるということではございません。
全くございません。
昨年、市政の場にやっと就かせていただいたばかりでございますので、ありえないことだと思います。
公示後にはあり得ないと思います。例えば仙台市で会合が開かれる際に挨拶の場でと言われれば、そういうことはあり得るかと思います。
平成22年6月1日 仙台市長 奥山 恵美子
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