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更新日:2016年9月20日
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アンパンマンこどもミュージアムの誘致の話が出ましたのは平成20年8月頃と記憶していますが、それから2年の間、関係の皆様のご努力により、議会で出資の議決をいただくなど、いろいろな節目を経ながら今回着工になったということは、私としても一段落という意味では大変うれしく思っています。
近隣住民の方にとっては、いままで空き地だったところに駐車場が建つということで、なかなか受け入れるお気持ちにはなっていないのではないかと思っています。
私としては、この間いろいろお話をさせていただく中で、事業主側でも階高や建設位置をご検討いただいて修正していただき、改善の状況にあると考えています。なお引き続き住民の方にはこのことをご理解いただくように、さらに努めていかなければならないと受け止めています。
現時点ではそのような予定はありませんが、いろいろとお話をしていくということだと思います。
現場に出るとか出ないという前に、この駐車場の問題に関しては建築に関する法的な条項や土地の利用状況など、既存の法制度の中で進められていく課題です。私がそこでお話して解決に資するということであれば、もちろんそういうことも必要でしょうが、これまでは土地の都市計画上の規制や建築上の規制、それに対する事業者側のお考えを促すといったことで調整が進められてきたものですので、私が特に現地に行って話をするという段階ではないという判断でこれまできたものです。
近隣住民の方の中にはそのようなご意見をお持ちの方もいらっしゃるのではないかと思いますが、地区全体の街づくりについては、これからアンパンマンこどもミュージアムだけではない幅広い視点からの議論も必要です。そういった街づくりについてはお話し合いを進めているところですので、そうした広い意味での街づくりを進めていく中で、近隣の方のご理解をいただく部分もあると思っています。
工事は来年の開館に向けて順調に進んでほしいと祈念していますし、やはり地域にとって愛される施設でなければいけませんので、それに向けて仙台市としてできることはこれからもやっていくという考えです。
今の時点で特に予定を変更する要件が生じているとは思っていません。
あの土地と今回の建築物に関する法的な状況や、これまでの事業者の方々の対応が持つ意味などをよくご理解いただくということも一つ大事なことではないかと思います。そういった点を丁寧に説明していくことではないかと思います。
最初に掛け違った感情の部分については、具体的な駐車場のことに関していろいろお考えになっているのか、それとも駅東の街づくり、特に区画整理事業等を含めてお考えになっているのか、それによって違ってくるのではないかと思います。
やはり駐車場の場合は個別具体の案件ですので、具体の案件がどう法的になり得るかということをベースにしたお話し合いということになりますし、街づくりという広い意味での観点となるとこれまでの長い経過もあることですので、そこは時間を掛けながら丁寧にお話をしていくことになるのではないかと思います。
会社が立ち上がり具体的に出資者と金額等の最終的な調整に入っていると聞いていますが、そちらの方がまだ確定していませんので、仙台市としての金額もまだ決まっていないということです。
まだはっきりしていません。1カ月程度の時間がかかるのではないかと思います。
敬老乗車証についてはおかげさまでパブリックコメントや地域説明会等で多数のご意見をいただきまして、この制度への市民の皆様の関心の高さを改めて実感したところです。
パブリックコメントでお示しした応益負担という部分につきましては、今後の高齢者人口の増をにらむと制度の持続的運営という意味では欠かせない部分ではないかと思っています。
そのような意味では上限の設定も極端な利用を抑制し、均衡ある利用に努めていただくということも必要だと思います。しかし、今回のコメントをお読みしますと運用上万全とはいえない課題があるのも事実だと思います。それは本日の社会福祉審議会老人福祉専門分科会等でご意見をいただくわけですので、それらを踏まえ慎重に最終的な実施案を判断していく必要があると思います。
例えば敬老乗車証のカードの枚数は限定的ですが、上限を設けるとなると、バスの機械は上限が5千円となりますので、カードを何枚差し上げることになるのかといったことです。その辺りが運用上としては課題だと受け止めています。
民主党の執行体制がこのままということですが、代表選が近いことや、鳩山内閣が辞任されて間もないということもあり、地方自治体としては短期間に内閣が代わるよりは、行政の継続性からも安定した運営を望んでいます。代表選後はいずれにしても内閣改造があるというお話ですので、それを踏まえるとここで代えるというのは積極的には考えにくいと思います。
部分連合につきましては、いろいろなお考えやそれぞれ党首の方のご発言があるようですが、皆さんがお話になっているようにテーマごとの部分的な連合にならざるを得ない状況ではないかと思っていますので、どのテーマで連合するのかが明確にならないと判断が付きかねます。しかし、法案を通していくためにはそういったことも視野に入らないといけませんし、自治体にとって必要な法案が必要な段階できちんと成立してほしいというのが私の一義的な願いです。
長期的に考えると安定した財源が必要であると思いますので、消費税に関しての議論は避けられないものと考えています。
しかし一方では、以前の会見でも申し上げたと思いますが、国民の皆さん、市民の皆さんの気持ちとしては、税の負担を設ける前に行政がきちんとスリム化をして、税の使い方を国民が納得できるものにした上で、それでもなおかつこういう目的でこれだけの予算が必要だからこういう税が必要であるという、プロセスがあって、その結果としてこういう使い道だということがはっきりわかるような形でないと納得し難いと思います。
国であれば税をどういう目的で、どう使うことが最適であるかという議論が必要ですし、仙台市であれば行政改革をどこまでどういうふうに進めるかをきちんと市民の方にご納得いただくという前段が求められていると考えています。
掲示板の節約など、経費の節減に関して一定の努力をした結果、その効果はあったのではないかと思います。
実際の運用面では、比例の候補者の数が大変多く、また新しい党がたくさんあったために、候補者と党の組み合わせが前回の倍近くになり、膨大な区分作業になったためだと思いますが、結果的には当初予定していた午前2時半で終わった区もありますが1時間ぐらい余計にかかっていますので、今後習熟していくべき余地はあるのではないかと思います。
これだけ政党数が多くなることについては直近になってから出てきたものですので、それに対する対応は今後もう少し工夫していく余地はあるのではないかという感想を持ちました。
地域の実情に応じてという一言が入ったことはよかったのではないかと思います。子ども手当に関してはいろいろなご意見がありましたが、あれだけ大きな予算が子育て支援に使われるということは、子育て支援の重要性からみれば悪いことではないと思っています。それが現金給付であることがいいのか、それとも自治体が提供する保育所などのサービス給付で準備させていただくのがいいのか、その辺は大いに議論すべきところだと思っています。
私としては一定程度、福祉サービスの形で提供させていただくことも必要ではないかと思います。そうでないと現金をいただいてそれによってサービスを購入したいと思っても、そのサービスが提供されていないということでは、その趣旨が生きてこないと思います。私としてはそれが可能になるような制度として具体化されると、自治体としてより子育て支援を多面的に展開できるのではないかと期待しています。
そうです。一つは保育所ということでしょうし、保育所だけではない部分もあるとは思います
平成22年7月14日 仙台市長 奥山 恵美子
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