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更新日:2016年9月20日
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先週の会見では建設会社がまだ決まっていないとお話しましたが、今週中に建設会社が決定する見込みだと聞いています。従いましてそれらを受けますと今月半ばごろには着工になるのではないかと私自身は受け止めていますが、まだ、詳細の日程については連絡を受けていません。
中高層建築物等の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例に基づく調停の申請をいただいています。ご承知のとおり調停の申請については手続きが定まっていますので、それにのっとりきちんと対応していくことになると思います。
併せて工事が着工してしまうことについて、住民の方からそれが調停に対して影響を及ぼさないようにという付帯のご意見が付いていますので、それらについても条例に基づく作業の中で判断をしていくことになると思います。
駐車場の案が最初に出ましてから位置や高さに関して事業主の方から2回にわたり住民の方の意見を入れた案を提示されてきています。現時点では住民の方にご納得いただけていないことによって調停という段階にいたっていますので、調停の機能を尊重する形でお話を進めていく段階であろうと受け止めています。
いろいろな段階があります。受理するかどうかの決定や、受理した場合は調停委員会に入って案を提示するということになりますので、そのどちらを想定するかで期間が違ってきます。建築指導課にフローチャート図がありますので、後ほどご覧いただきたいと思いますが、ここまでだったら何日程度というものがあります。
基本的には1週間から10日ほどの間に第1段階が確定されて調停の協議に入るか、それとも事業者側がそれを受けないかという最初の選択があります。ですから調停に入る場合であれば、受理から10日ほどの間に調停に入ると思います。
いろいろなケースが考えられます。今の時点で着工がどうこうというのは、調停の関係もありますので私が判断できることではないと思います。
ご説明申し上げてから生活環境への不安などもありましてご意見をいただき、事業者側と住民の皆様との間に仙台市も入らせていただく形で何回かやり取りをしてきたところです。私としては事業者も原案に対して一定の変更を加えた案をお示ししてきた経過を踏まえると、地域の皆様のご理解をいただけなかったという点については一部残念だと思う気持ちもございます。
しかし、これは中高層建築物等の建築に関して、仙台市が持っている条例の中でより良い合意形成に向けて、このような調停という手段があると定めていますので、その場での議論をきちんと受け止めるようにしていかなければならないと思っています。
平成22年7月6日 仙台市長 奥山 恵美子
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