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更新日:2016年9月20日
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東北と県内では初めてです。
〔救急課長〕
東京都、横浜市、川崎市、北九州市で災害医療救護に関する取り組みという形で実施しています。
〔救急課長〕
市立病院の隣に救急ステーションがあり、そこに消防局の職員(救急救命士)が病院実習という形で配置されており、出場する場合は、医師と救急救命士がドクターカーに乗り込んで現場に向かいます。基本的には目撃証言のある心肺停止の患者がいる場合に地上部隊として出場します。
遠隔地で多数傷病の事案が発生した場合にも救急活動支援医療チームに先行して出ることになります。
ドクターカーは、高度処置救急隊として市立病院の救急ステーションに1台配備しています。年間450件程度の出動となっています。
〔救急課長〕
協力医療機関には365日24時間体制を取っていただきますが、それぞれの医療機関には事情があります。例えばオペ中や手が離せない場合などには、次の病院に協力を依頼することになります。
東北大学病院、仙台医療センター、東北厚生年金病院から同時に出場するのではなく、それぞれに出られるかどうかをお聞きし、一つのチームが現場に向かっていただくことになります。
先行してドクターカーが出場していますので、現場に到着した時点で現場の最高指揮者がドクターカーの医師一人では対応が難しい場合に、指令課を通じて協力医療機関に問い合わせをするという体制となります。
〔救急課長〕
今回は、災害医療の技術、知識を習得している3医療機関に協力いただくことになりました。「日本DMAT隊員養成研修」を受けた医療機関が新たに出てきて、協力をお願いして了解が得られれば増えていくと思います。
この「救急活動支援医療チーム」で想定している年間の出動件数は、過去の統計上の件数からすると秋葉原のような事件を別にして、大規模交通事故などになるわけで、年間3~4件の想定です。まずは今回の3つの医療機関と市立病院の間で運用してみた上で、増やす必要があるかどうか検証してということになります。
「仙台市救急業務基本問題検討会」の中でいろいろご議論をいただき、その必要性は会の中である程度認知されても、実際にそれぞれの医療機関でその体制が取れるか、医療機関ごとに検証していただくなどで時間を要したと思います。
仙台市長 奥山 恵美子
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