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更新日:2016年9月20日
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11月1日から、「救急活動支援医療チーム」の運用を開始することになりましたので、お知らせいたします。
「救急活動支援医療チーム」は、災害時医療の知識や技術を持つ医師と看護師等で組織し、事故現場に駆けつけ、医療救護活動を行うことにより、一層の救命効果の向上を目指す新たな取り組みでございます。
事故などで多数の傷病者が発生した場合に、消防局から協力病院へ要請を行った上で、最寄りの消防局の救急隊が病院を経由して医療チームを救急車に乗せ、事故現場へ急行します。現場では、傷病者のトリアージや、必要な医療救護活動を行います。
ご協力いただく医療機関は、東北大学病院、仙台医療センター、東北厚生年金病院でございます。
この取り組みは、救急医療機関の医師・看護師が委員になっている「仙台市救急業務基本問題検討会」の提言に基づくものでございまして、JR西日本福知山線列車脱線事故(平成17年4月)や、東京秋葉原での無差別殺傷事件(平成20年6月)、バスなどの交通事故への対応を想定して検討してきたものでございます。
本市では、従来より仙台市立病院の医師が同乗するドクターカーを運用してまいりましたが、このたびの救急活動支援医療チームの運用開始によりまして、大きな事故の際にも複数の医師による的確な救急現場活動が可能となり、本市の救命救急体制の一層の充実が図られるものと考えております。
仙台市長 奥山 恵美子
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