ホーム > 市政情報 > 広報・広聴 > 過去の市長記者会見 > 市長記者会見 2010年度(平成22年度) > 11月 > 「杜の都の演劇祭2010―井上ひさしメモリアル―」を開催します(発表内容)
ページID:7995
更新日:2016年9月20日
ここから本文です。
来月12月から来年1月にかけまして、井上ひさしメモリアルをテーマに「杜の都の演劇祭2010」を開催しますので、お知らせいたします。
仙台市は「劇都仙台」を掲げる演劇の街でございますが、この「杜の都の演劇祭」は、演劇に携わる表現者の方々自らが、劇場から街なかの日常空間へ飛び出していくという、「新しい演劇のかたち」を市民の皆様にご提案するイベントでございまして、今年で3回を数えるまで成長してまいりました。
演劇祭が始まったのは平成20年度、私が副市長の時で、私もいくつか公演を拝見させていただきました。劇場とは異なる、カフェやレストランなどの普段の何気ない生活空間で、リーディング形式で演劇を楽しむのは、ある意味とても新鮮で、お店の狭い空間の中で言葉の一つ一つが観客の胸に直接届いてくるような、そんな演劇の体験ができたことを覚えております。
ご存じのように、仙台には音楽の分野でも、ジャズフェスやせんくらなどのイベントがあり、街のあちこちにステージが生まれ、音楽が溢れています。私といたしましては、こうした街全体があたかも劇場やステージであるかのように、言葉が溢れ、音楽が溢れるような街をつくっていきたいと思っておりまして、それが街の魅力となり、人を呼び込み、街の活力を高めることにも繋がるものと考えているところでございます。
また、今回の演劇祭は、今年四月にお亡くなりになられた井上ひさし先生のメモリアル公演でもございます。井上先生が上演したいと生前にリストアップされていた作品の中から8作品を選び、昼・夜の公演を織り交ぜながら47公演を行う予定です。
各公演の日時、会場などは別添のブックレットをご覧いただきたいと思いますが、いずれも予約制となっており、予約受付は今週土曜日11月6日からとなっております。
仙台の演劇界をいつも気にかけられ、仙台の街を愛してくださった先生に心より感謝しつつ、多くの市民の皆様に、この演劇祭を楽しんでいただきたいと考えております。
仙台市長 奥山 恵美子
関連リンク
お問い合わせ
Copyright©City of Sendai All Rights Reserved.