復興まちづくり意見交換会実施報告
日時
平成23年6月12日(日曜日)午後2時から4時
会場
秋保総合支所 2階大会議室
参加者
約30名
主なご意見
ビジョン・計画について
- ビジョンは5年計画となっているが、10年、30年先につながる内容にしてほしい。
- 東北を牽引するとあるが、仙台の一人勝ちはどうか。バランス、均衡が大切である。
防災について
- 震災時に広報がなかった。情報の出し方について検討してほしい。
- 災害時に内陸地区と海岸地区が相互に被災地区を援助できるような体制を作るべきである。
- 大雨での山の土砂崩れが心配なので、対策を十分に検討願いたい。
ライフラインについて
- ガソリン等の不足に対応するため、スタンドや卸・小売業者を含めた燃料の備蓄対応を進めてほしい。
- 水の出る地区と出ない地区があった。配管を工夫して融通できるようにしてほしい。
放射能問題について
- 放射能について、風評被害が出ないように対策を取るとともに、広報の仕方を検討してほしい。
市長回答
ビジョン・計画について
- 昨年度策定した総合計画は10年の計画期間で、復興計画は5年だが、これらを合わせて取り組んでいく。
- 気仙沼や石巻などそれぞれ復興していくことが大切であるが、現時点で復興を引っ張っていくのが仙台しかできないという面も現実としてある。
防災について
- 必要な情報を迅速に提供する取組みを進めていきたい。
- 集中豪雨が以前より頻繁に起きているので、しっかりとした備えが必要だと考えている。
ライフラインについて
- ガソリンについては今回の最大の反省点の一つと考えている。備蓄機能は全て海岸沿いにあり、国に対して内陸部での備蓄について求めていく。また、保安上の問題もあるが、市として備蓄することについても検討する。市がガソリンスタンドを持つことも必要かもしれない。
- 水道は供給源を複数持つのが望ましいが、今すぐには難しいので、小学校に設置した貯水槽を増やすなど、短期・長期の取り組みについて検討を進めている。
放射能について
- 情報については、誤解を招かないよう市民に分かり易く提供するとともに、市外に向けても仙台が安全安心であるということについても広報を進めていく。
会議資料