復興まちづくり意見交換会実施報告
日時
平成23年6月26日(日曜日)午前10時から12時
会場
仙台ガーデンパレス 鳳凰
参加者
約90名
主なご意見
日常生活支援について
- きめ細かな支援とは仮設住宅も民間賃貸住宅も含めて行うのか。
防災について
- 津波については、過去の歴史書を紐解いて役立てること。歴史、自然、教育を学び、NPOと協力しながら復興して欲しい。
集団移転等について
- 集団移転は、東部道路の西側と思っていたが、東側にも移転することがありえるのか。
- 蒲生の集団移転の対象となっている方々のなかには、蒲生で生活を再建したいと話している人達も多数いる。地元再建の余地はあるのか。
- 新浜は地盤が強固であり、津波対策、減災対策を構築すれば、非常に安心である。地元に生涯住んでいきたい。
宅地被害について
- 宅地被害制度の要望をしてもらっていることには感謝している。一日も早く調査をしてもらい、調査に基づく復興を提案してほしい。
避難所について
- 榴岡小学校にはJR仙台駅から来た帰宅難民が集まった。避難所の対応を反省してもらいたい。また、在宅避難者には救援物資は届かなかった。見直しをしてほしい。
市長回答
日常生活支援について
- 民間賃貸住宅のケアは大切なこと。保健師や民生委員などを訪問させて情報を伝えていきたい。
防災について
- 今後、歴史的記録や経過を理解し、しっかりとした取り組みをしていきたい。
集団移転等について
- 集団移転については、これからも地域と話をしながら、具体について検討を進めていきたい。
宅地被害について
- 宅地被害については、全体で約2,000件被害がある。国の制度では、今回の宅地被害には不十分であり、現制度では10%程度しかカバーできない。制度の確立を国に要望しながら、調査を進めているところである。
避難所について
- 避難所の運営は十分ではなかった。多くの意見をこれまで頂戴している。高齢者の方の問題、自宅から遠い、在宅の方に物資が届かない、水を運ぶのに苦労されたなど、様々な面をこれから見直していきたい。
事務局回答
集団移転等について
- 沿岸部は東部道路の西側に、農家などの農業の関係で、集落などは集約して、盛土をして住んでいただくことも考えているが、あくまでも安全が第一であり、津波シミュレーションなどを参考にしながら、検討を進めていきたい。
会議資料