復興座談会実施報告
日時
平成23年5月21日(土曜日)午前10時から12時30分
会場
宮城野区役所 6階ホール
参加者
宮城野区内の町内会長、PTA関係者等 18名
主なご意見
ビジョン・計画について
- 地域住民の意見を多く聞いた上で、復興計画づくりを進めてほしい。
集団移転について
- 住めるところ、住めないところの線引きを早く決定してほしい。
- 若い人は住みたくないと言っており、高齢者は地域に残りたいと言っている。
- 防災の強化など条件付で元の場所に戻りたいという思いを持った人が多い。
- 残りたいと思っている人たちは経済的理由によるところが大きい。
生活再建について
- 在宅被災者の対応について、今後検討してほしい。
- 家のローンが残り、仕事ができずに無収入になっている人もいるため、財政的な支援が必要。
防災について
- 大雨による2次災害が発生しないよう、排水設備の復旧を早急にお願いしたい。
- 県道塩釜亘理線のかさ上げをお願いしたい。
農業について
- 除塩作業を来年からでも進めていただきたい。
- 農業ができるまちに再生してほしい。
教育について
- 震災の経験を活きた教材としてしっかり教え、周りの人々のことも考えられる子供たちに社会全体として育ててほしい。
市長回答
集団移転について
- 地区の特性によって堤防を作っても移転が必要になるかもしれない。
- 住む場所については、なるべく急ぎながら町内会ごとに相談してプランを立てていきたい。
農業について
- 農地のがれきの撤去は8月から行う。
- 梅雨時期の安全確保については、排水機場等の復旧を早期に取り組み国へも働きかける。
教育について
- 全国的に中学生によるボランティア活動が行われた。中学生が社会の一員として活躍してくれたのは喜ばしい。
事務局回答
ビジョン・計画について
- 今後、防災、農地、住居、雇用、集団移転後の学校、一部残った方の教育、医療、介護等の問題が発生してくる。皆さんと一緒に考えていきたい。
防災について
- 東部道路で津波が止まったが、それより西側をどうするかという問題がある。
当日配付資料