仙台市役所新本庁舎では、持続可能な社会に貢献するため、基準一次エネルギー消費量から55％削減することで、建築物省エネルギー性能表示制度（BELS）において最高ランクの5つ星を獲得すると同時に「ZEB　Ready（ゼブレディ）」の認証を取得しました。

新庁舎は「ZEB　Ready」を取得した同規模の延床面積を有する政令指定都市庁舎と比較し、トップレベルの環境性能を有します。今後は、さらなる省エネルギーを目指して、自然エネルギーの積極的な導入や、設備更新時に、より高効率の機器を導入することで、将来的には、「Nearly　ZEB（ニアリーゼブ）」を目指します。

• ZEB（ゼブ）
  Zero　Energy　Buildingの略称。一次エネルギー年間消費量を50％以上削減し、再生可能エネルギーを含めて100％以上削減した建築物。
• Nearly　ZEB（ニアリーゼブ）
  「ZEB」に限りなく近い建築物として、ZEB　Readyの要件を満たしつつ、一次エネルギー年間消費量を50％以上削減し、再生可能エネルギーを含めて75％以上削減した建築物。
• ZEB　Ready（ゼブレディ）
  「ZEB」を見据えた先進建築物として、外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備え、一次エネルギー年間消費量を50％以上削減(再生可能エネルギーは除く）した建築物。
• 建築物省エネルギー性能表示制度（BELS）
  非住宅建築物の省エネルギー性能の評価とその適確な表示を目的に、国土交通省告示に基づく第三者機関が実施する認証制度。
• 基準一次エネルギー消費量
  設備毎、地域毎、室用途毎により定められる、冷暖房、換気、給湯、照明などの設備機器の標準的な消費エネルギー量。

BELS評価書

BELS評価書（PDF：2,642KB）