若林区
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更新日:2024年7月11日
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講師として、一般社団法人防災ジオラマ推進ネットワーク代表理事の上島 洋(かみじま ひろし)様をお招きした今回の講座は、六郷市民センター、六郷小学校、蒲町小学校、荒井小学校、七郷小学校などの皆さまに大きなご協力をいただいたことで、開催の運びとなりました。
今年度は沿岸部を対象として、津波の浸水想定区域について学習しました。
はじめに、沿岸部における標高に関するクイズを行い、地域の特徴を確認しました。最も高い箇所でも15mしかないこと、海岸から平地が続いている地域ではあるものの、標高差のある地形も点在していることなどが明らかになりました。
標高クイズの後は、ジオラマの組み立てをおこないました。その後、組み立てを終えたジオラマに参加者の方々が暮らしているところ、よく行くところ、災害が起こりそうなところに付箋を貼ることで、地域の災害リスクについて考えました。
その後、ハザードマップにおける浸水想定区域図をもとに、完成したジオラマに浸水想定を反映させました。津波の浸水想定地域について学習するとともに、震災の後、沿岸の防潮堤、海岸防災林の再生、海岸付近での「避難の丘」の造営、県道の嵩上げによる威力の減衰と避難場所の確保、内陸への住居の移転など、仙台市をはじめ行政によってさまざまな津波対策が講じられてきたこと、避難をおこなう際に重要なポイントについてもレクチャーをいただきました。
実施後、「津波などの災害を防ぐ取り組みや、どのへんに津波が来るかを知れて勉強になりました」と言った感想もみられ、講座を実施した効果を感じることができました。
防災ジオラマ製作体験講座の様子
ジオラマを組み立てる様子
完成したジオラマの様子
完成したジオラマにハザードマップの情報を反映させる様子
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