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更新日:2024年6月17日
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仙台市では、認知症のご本人の思いや希望に耳を傾け、味方になって一緒に歩む人を「認知症パートナー」と呼びます。
この講座は関係団体とワーキングを重ねて内容等を検討し、平成30年度から開催している仙台市独自の講座です。
この講座では一般社団法人日本認知症本人ワーキンググループから発表された、『認知症とともに生きる希望宣言』などをもとに、以下のことを学びます。
1.認知症の人の声を聴き、本人の視点について学びます。
2.認知症の人や家族が前向きに元気で、よりよく暮らしていくためのパートナーシップについて学びます。
3.認知症があってもなくても暮らしやすい街づくりのために、認知症パートナーとして自分ができることについて、共に考えます。
講座は、一定の研修を修了した「キャラバン・メイト」が主な講師となり、概ね180分程度で開催します。
基本となる内容は下記のとおりです。
基本となる内容 |
標準時間 (計180分) |
---|---|
導入 | 5分 |
認知症希望宣言について、認知症についてなど |
15分 |
グループワーク1 |
30分 |
認知症の人からの講話 | 20分 |
グループワーク2 |
30分 |
家族・認知症パートナーからの講話 | 20分 |
仙台市にある社会資源 | 20分 |
修了後の活動場所について | 20分 |
アンケート等 | 20分 |
講座内容は基本カリキュラムに沿った内容を盛り込み、仙台市作成の標準テキストを用いることを基本としております。なお、カリキュラムの時間配分は目安であり、開催主体者の独自の資料等を用いて展開することもありますので、参加対象者に合わせて適宜構成・調整して開催しております。