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更新日:2024年3月18日
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「30by30(サーティバイサーティ)目標」は、生物多様性の損失を食い止め、人と自然の結びつきを取り戻すために、令和4年12月に採択された世界目標で、2030年までに陸と海の30%以上を自然環境エリアとして保全しようとするものです。
環境省ではこの目標を達成するため、国立公園等の保護地域の新規指定・拡張等に取り組むとともに、令和5年4月から、新たに「自然共生サイト」の認定制度を開始しました。この制度は、地方公共団体や民間等の取り組みによって生物多様性の保全が図られている区域を「自然共生サイト」として認定し、同区域を30%目標に組み込むことで目標達成を図るものです。
仙台市では、生物多様性保全の取り組みの推進と自然共生サイトの認定促進を通じて、30by30目標の達成に貢献していきます。
令和5年4月
30by30目標の達成に向け、地方公共団体や民間の取り組み等によって生物多様性の保全が図られている区域を認定する。
専門家から構成される審査委員会が審査を行い、環境大臣が認定する。里地里山の自然環境があることや、水源涵養(かんよう)などの生態系サービスを提供している場であることなどの認定基準がある。
令和5年10月25日
宮城野区岡田字砂原地内、若林区荒浜字南官林地内 計3.28ha
東日本大震災により甚大な被害を受けた仙台東部地域一帯のみどりを、市民ひとりひとりの「ふるさとの杜」と捉え、再生に取り組んでいくプロジェクトです。
津波に対する多重防御と地域の文化や震災の記憶の継承という生態系サービス提供を目的に市民協働で生物多様性の豊かな海岸防災林を育成する活動であることが評価されました。
令和6年3月18日
青葉区熊ケ根字大原道地内ほか 計87ha
仙台市で最も古い水道水源ダムである青下ダムの水源涵養林として、水道局が保育管理してきました。水源地の保全を目的として1930年代のダム建設時に一部用地を取得、1990年代には用地を追加取得し、現在に至ります。
健全な森林の育成や良好な自然環境の保全を行うことにより、豊富で良質な水道原水の確保に寄与するとともに、多様な生物の生息場所となっていることや、「青下の杜プロジェクト」として、数多くの企業の協力を得て水源涵養林の保全育成を進めている点などが評価されました。
【募集は終了しました】
仙台市内において「自然共生サイト」認定地を増やすため、市内に土地を所有する方などから自然共生サイトの認定申請に意欲のある方を募集します。
申請書の作成など、認定申請に必要な事務を市が支援します。
詳しくはこちらをご覧ください。
【募集終了しました】「自然共生サイト」の認定申請を支援します
自然共生サイトについて(環境省ウェブサイト)(外部サイトへリンク)
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