仙台市では、安全・安心で魅力的なおいしい給食を児童生徒が食べられるよう、地場産品をはじめとする良質で多様な食材を使い、さまざまな工夫を凝らした学校給食の提供に努めています。
昨年度に引き続き、本市の歴史姉妹都市である愛媛県宇和島市より「国産農林水産物等販路新規開拓緊急対策事業※1」を活用して、本市の学校給食用食材として宇和島市の特産物である「宇和海産養殖マダイ※2」を提供いただくこととなりました。このたび、全ての市立小中学校において、この「宇和海産養殖マダイ」を使用した給食を提供します。

※1　国産農林水産物等販路新規開拓緊急対策事業
新型コロナウイルス感染症の影響で販路を失った国産農林水産物等について、テイクアウト・デリバリーの活用や地域の特色を生かした交流イベント等を通じて、新たな販路の定着に資する施策を一体的かつ総合的に推進することを目的とした国の補助事業。今回はこの補助事業を活用し、学校給食に食材を提供するもの。宇和島市では、事業実施主体である愛媛県漁業協同組合が行政との連携により、「宇和海産養殖マダイ」を姉妹都市の学校給食に提供することを計画し、採択を受けている。

※2　宇和海産養殖マダイ
愛媛県と大分県の間にある豊後水道の愛媛県側である「宇和海」は、複雑な入江を持つリアス海岸であり、養殖場に適しているためマダイの養殖が盛んに行われている。愛媛県での養殖マダイの生産量は日本一で、その中でも宇和島市が1番の生産量を誇っている。

 

期間

10月3日（月曜日）から31日（月曜日）※期間内に1回実施

 

対象校

学校給食を実施している全ての市立小中学校　184校（単独調理校74校、給食センター対象校106校、親子方式校4校）