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更新日:2022年9月21日
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令和3年8月、地下鉄南北線八乙女駅北側に、地下鉄レール温度の遠隔監視システムを導入しました。
本システムの導入は、ICTを活用したまちづくりに関する連携協定を本市と締結している株式会社NTTドコモから提案を受け、令和2年から実証実験を共同実施し、地下鉄のレール管理をより安全かつ効率的に実施できるよう検討を重ねた結果、実現したものです。
直射日光が当たる場所などでは、温度上昇により生じたレールの歪みが脱線事故に繋がることもあります。
そのため、レール温度の上昇が懸念される場合、これまでは職員が現地まで実際に測定に行き、必要であればレールに水をかけ、温度上昇を抑制してきました。
今回のシステム導入により、職員が実際に現地に行くことなく、レール温度をリアルタイムで遠隔監視し、対応が必要な場面を見極めることにより、迅速かつ効率的に安全の確保ができるようになりました。
レールに設置したセンサーから取得した表面温度のデータは、LTE通信等によりクラウドに保存します。 センサーは太陽光発電が可能であるため、新たな電源は不要です。 |
クラウドに保存した八乙女駅付近のレール温度は、スマートフォンやタブレットで場所を選ばず確認が可能になり、温度上昇時に迅速に対応できるようになりました。 |
※株式会社NTTドコモの法人事業統合に伴い、2022年7月よりNTTコミュニケーションズ株式会社が本サービスを提供しています。
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