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更新日:2023年12月29日
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貞山運河は塩釜湾から七北田川、名取川、阿武隈川の各河口までを結ぶ3つの堀の総称で、伊達政宗公の晩年に建設が始まり、明治中期まで約270年をかけて完成しました。名称は政宗の贈り名である「瑞巌寺殿貞山禅利大居士」にちなんでいます。延長は31.5キロメートルにおよび、陸上交通が発達する以前は年貢米や木材などを積んだ舟が盛んに行き交っていました。東日本大震災前は運河のすぐそばに松林が連なる風景が見られましたが、津波で多くが流失したため、現在はクロマツやサクラなどの植樹が進められています。サイクリングロードも修復され、海を眺めながら走ることができる場所もあります。
↑貞山運河と荒浜の二本松(撮影:大沢佐智子)
↑運河沿いのサイクリングロード(撮影:結城彰彦)
↑深沼橋からの眺望
↑震災後生き残ったクロマツと「新浜タワー」
(撮影:田中宏樹)
↑藤塚地区で名取川と合流
↑海岸公園センターハウス周辺は釣りスポット
仙台湾岸には他に松島湾と鳴瀬川を繋ぐ東名運河、鳴瀬川と北上川を繋ぐ北上運河があり、貞山運河と合わせ総延長約49キロメートルにもなる日本一の運河群として知られています。
宮城野区蒲生~若林区藤塚付近
仙台南部道路「今泉インターチェンジ」より車で10分(海岸公園センターハウス)
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