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更新日:2017年3月28日
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平成29年3月28日
震災により津波の被害を受けた東部沿岸部の防災集団移転跡地について、利活用事業者の公募に向けた基本的な考えをまとめた「利活用方針」を策定しましたので、お知らせします。
移転跡地の利活用については、民間の自由な発想や提案を取り入れながら、この地域に新たな魅力を生み出すことを目指して、これまでアイデアの募集やシンポジウムなどを行い、市民や事業者の皆さまからさまざまなご意見をいただいてきました。また、有識者の方々による検討委員会においても議論を深めていただき、先月、意見報告書を頂戴したところです。今回の利活用方針は、こうした多くの方々のご意見を踏まえ、仙台市において検討を重ねて取りまとめたものです。
利活用方針では、基本理念を「つたえ、つなぎ、そしてつくる、新たな海辺の魅力と未来の仙台」として、5つの地区ごとに、それぞれの特性を踏まえた土地利用方針を定めました。また、借地料や契約期間など利用条件の概要、借地料の免除や建物に係る助成制度など、現時点で想定される市の支援策についてもお示ししたところです。
今後は、8月の応募要領の公表に向けて、利活用を検討される事業者の皆さまや、地域の方々との意見交換を進める予定です。民間の創意工夫を生かすことができる公募の枠組みとなるよう、さらに整理をしていきたいと考えています。
仙台の海辺が活気や賑わいを取り戻し、新たな魅力が創出されることにより、この地が市民の皆さまにとって誇りとなる場所となるよう、引き続き力を尽くしてまいりたいと思います。
仙台市長 奥山恵美子
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