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更新日:2024年12月25日

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その他質疑応答(令和6年12月24日)

今年1年を振り返って

Q1

今日が(今年の)会見の最終日ということで、まずはこの1年間振り返ってみていかがでしょうか。

A1

今年1年は幕開けが能登半島地震でございました。災害はいつどこで起こるか分からないということを改めて認識したのが年の始まりだったわけです。発災直後から本市においても職員を被災地に派遣いたしまして、復旧復興に向けた支援を継続させていただいています。それから、防災環境都市づくりについても大きな動きがあったと思っています。国内で初めてMCR2030レジリエンス・ハブの認定を受けました。また、本市で開催されました観光レジリエンスサミットでは、仙台の名前がつけられた「仙台声明」が採択されました。それから、海外出張もずいぶんといたしました。OECDのスマート円卓会議あるいはアジア太平洋防災閣僚級会合に招待されたということ、本市の取り組みを世界に発信することができて大変いい機会をいただいたと思っております。また、お祭りでいいますと、Pokémon GO Festあるいは7年ぶりの(仙台開催となった)東北絆まつりなど、国内外から多くの方々にこの仙台に訪れていただいた年でもあったと思っております。今年の宿泊者数の伸びについてはまだ統計全てを終えていないところで期待をしているところですけれども、より多くの皆さんにこれからも仙台に来ていただきたいという思いで、宿泊税を活用しながらこれまでの取り組みを超えた魅力ある取り組みをさせていただきたいと思っているところです。また、ダイバーシティ、多様性を認め合う社会こそ持続的な成長につながるということで、企業の皆さんたちもお取り組みいただいているところだと認識しておりますけれども、本市においてもダイバーシティのまちづくり、それから子ども・子育て、若者支援、そしてDXの推進など、いろんな部署がそれこそ横軸をつなぎ合わせるような形で、それこそいろんな部署の垣根を越えて取り組んだ1年だったと思っています。

 

Q2

この中で、特に市長として印象に残っていたシーンだったりというものはございますでしょうか。

A2

本当にいろんな取り組みが形になって、私自身はすごく充実した1年だったなと思っております。今もお話をいたしましたPokémon GO Festも、おととしのアメリカ訪問から1年で開催に結びつけることができたということもございました。それからまた、長年にわたって本市が市民の皆さま方や職員と共に築き上げてきた防災環境都市づくり、これについても世界的に大きな評価をいただいたということ、このことも大変ありがたかったと思っております。また、仙台こども財団を立ち上げて1年になりますけれども、子ども・子育て、若者支援についても、これも垣根を「越えて」取り組んできて、さまざまな事業をスタートさせることができたとも思っています。それからあとは、ずいぶんいろんなことに取り組んだと思っています。香港に航空便の再開、直行便の再開を願って、各関係者の方々と一緒に要請に参りましたけれども、それが実ってこの12月から直行便が再開されているということ、このことも大変うれしく思っています。

 

Q3

年頭の会見で今年の漢字は「越」ということでおっしゃって、先ほども垣根を越えるというような話がありましたけれども、年頭の漢字に絡めて、何か今年越えられたものというのはどんなものがおありでしょうか。

A3

これは海を越えて仙台のプレゼンスを向上できたということをまず越えたと思いますし、それから先ほど各局区の垣根を越えてさまざまな取り組みを進めることができたということですね。そういう意味では非常に充実した1年であったと思います。また一方で、先ほど申し上げましたけれども、災害についての備えというのはまた重要であるという強い思いを持って、これも取り組ませていただきました。災害を越える力をしっかりと醸成していかなくてはいけないという思いで、これから基本計画、設計等々進んでいく(音楽ホールと中心部)震災メモリアル(拠点)の複合施設ですね、これもしっかりと取り組みが必要だなと思っているところです。また、年明け、3月11日近辺で行うさまざまな事業がございますけれども、それについても震災から14年ということもございます。新たにいろんな方々、ステークホルダーの方々と一緒になって進めていかなくてはいけないなと思っています。

 

Q4

ちなみに、今年越えられなかったものというのは何かおありでしょうか。課題として積み残ったものでも。

A4

課題として積み残ったもの。4病院(再編)のことはまだ県といろいろやり取りをしているところですから、そこについてはなかなか越えられなかったなと思っています。

 

Q5

1年を振り返っての漢字というのはもうお決まりになりましたでしょうか。

A5

今年の幕開けのときに「越」という字を使わせていただきました。越えることを十分というか、ある程度できたなと認識をしているところです。ただ、別の意味で申しますと、やはり大変暑い夏でもございましたし、また、にぎわいを大きくもたらしてくれたものもございましたし、ある意味では熱く燃えながら越えてきたという、そういうふうな思いもあります。暑い夏と情熱ではないですけれども、そういう思いもございます。ただ、どちらの字を選ぶかというと、やはり1年の年初に当てた「越」ということ、これをしっかりとやれたのではないかなと思うところです。

 

 

4病院再編について

Q6

今年は県の方でも4病院再編、宿泊税しかり、数年来検討していたものが少し動き始めたという年でもあったと思いますけれども、県の動きを市長としてどのように見られておりましたでしょうか。

A6

4病院(再編)の話についておっしゃっているのでしょうか。4病院(再編)については、本市でこの間、ずいぶんと県に対して申し入れを行ってきたところですけれども、医療関係者の方々や地域住民の皆さま方、そしてまた患者の方々の声をしっかりと聞くことが重要だということを常々申し述べてきたところです。そういう中で今回、精神医療センターが現地建て替えということになったということ、それからまた、であるならば東北労災病院と医療センターを合築して富谷市にということでしたけれども、合築するこの前提が崩れてきているわけですから、富谷市移転ありきではない議論をしっかりとしてもらいたいということ。また、仙台赤十字病院と県立がんセンターについては新たな協定が結ばれたわけで、ここについても地域を置き去りにしないということが重要だと思っておりますし、まだまだ影響については明らかになっていないところもございます。そういう意味では、県に対してこの点についてもしっかりと物を申していかなくてはいけないと考えているところです。

 

Q7

仙台赤十字病院、県立がんセンターを統合する新病院の基本構想の関係で伺いたいのですけれども、いわゆる地域のがん医療への影響を市長としてどういうふうにお考えになっていらっしゃいますでしょうか。

A7

今まで県立がんセンターが担っていた研究、また高度がん医療の提供等々、緩和ケアの病床も充実しておられたと承知しております。それがだいぶ縮小の方向でないかなということだろうと思います。それを全て東北大学病院が担われることになるのかどうか、これも明らかになっていないところでございますので、そういう意味では私はちょっと心配をしております。もちろん、がんに罹患(りかん)したとしても早い治療で回復するわけですし、そしてまた仕事も続けることも可能になっている、合併症も治療するのが可能になっている。ただ、希少がんに対してどのように対応していくのかということについては、全く見えていないところでございます。それと緩和ケア病床がこの後どういうふうに県内にそれではつくられるのかということについても、県は何らお話しになっていないわけでして、ここは私も問題ではないかと思っております。加えて、仙台赤十字病院の跡ということになりますと、先日、仙台市医師会からも、また町内会からも、病院の移転が避けられない場合は、ぜひ県が責任を持って具体的な対応策を説明するように市から県に強く申し入れてほしいという要望をいただいております。この点についてもやはり県に対してお話をしていかなくてはいけないと思っています。

 

Q8

そうすると先ほどお話がありました、いわゆる都道府県がん診療連携拠点病院というのが県内で東北大学病院だけになってしまうと。新病院が一段下の位置づけになってしまうと。ここにやはり大きな懸念があるということ(でしょうか)。

A8

そう思いますね。

 

Q9

先ほど4病院が越えられなかったという思いをいただいたところだったのですけれども、宿泊税に関して言うと、知事と市長との直接の面談がある程度大きな動き、お互いの直接の面談が隔たりを越えたような会談になったかと思うのですけれども、今回の4病院についても、年末ですけれども、年明けいつかの段階でお2人で会って、例えば仙台赤十字病院の跡地だとか、あとは東北労災病院をどうするのだとか、直接お会いして課題を擦り合わせたり解決するというような意向はおありでしょうか。

A9

まず、宿泊税について知事と私のやり取りがあってというふうなお話がありましたけれども、もうこの宿泊税についてはずいぶんと検討が始まったのが先でしたので、そういう意味でいろいろとお話をする機会もあったと思っております。4病院のことにつきましては、当事者の方々が複数いるわけでして、知事と私の直接のお話ということについては、いろいろとまとめたものを持ってまいりましたけれども、今のところそれに対してのお答えがない中で2人でお話をするということがいいのかどうかということをまだ少し私自身としても、それこそいろんな思いがあふれてしまうということもあるかもしれませんので、今のところは直接お会いしてということは、この年末年始、その予定はございません。県には、仙台赤十字病院の跡地のことについて、県としても知事が、仙台市にも入ってもらってというようなお話を会見の中でされたようですけれども、私自身はまずは県がどのように考えているのかということを明らかにしていただかないと、私どもの考えていることについてお出ししているところをどういうふうにお返しいただけるのか、そこが分からないとこちらからお話しできることというのはほとんどないと思っているのです。なのでその点については、少しまだ先と思っています。ただ、こういう要望が出ていますよということについては、早急に県サイドに届けなくてはいけないとは思っております。これは私自身ではなくて事務方からさせていただこうと思っています。知事もすごく忙しくていらっしゃるし、なかなか日程をつくるのは難しいのではないかしらね。どうでしょうか。

 

Q10

大体の4病院(再編)の、仙台赤十字病院の跡地だったり東北労災病院というのも、相手方もあることですし、県の意向もあるかと思うのですけれども、解決の大体の目安みたいな、今年度中とか、いつかとかという市長の腹づもりはありますでしょうか。

A10

それは県にお聞きになってください。県が主導してこのようなお話を持ってこられて、そして今般、県立精神医療センターについては現地建て替えをご決断されたわけでして、そういったような一連の動きは県ですので、いつ頃までにということは、私は申し上げる立場ではないと思っています。

 

Q11

先ほどの質問の中で、県との対談をした場合、いろんな思いがあふれてしまうというお言葉があったと思うのですけれども、これまでたくさんお示しいただいて恐縮なのですけれども、そのあふれてしまいそうな思いというのはどういうことがありますか。

A11

知事は県の立場でいろいろなことをお考えになられるのだと思います。私は仙台市にとってどうあるべきなのかということを一番に、市民の皆さんたちにとって何が大切なのかということを一番に考えているところでして、そういう意味では知事の視点と私どもの思いというのが必ずしも一致しないところがあるのだと思います。それはそれとして、ただ、仙台市民にとって何が必要なのかということについては、今回の例えば4病院の再編の話にしても、県として本当にそれでいいのかどうかということについて私はこの間申し述べてきたところです。それを知事と私だけでやってしまってはなかなか難しいところがあると思ったものですから、そのような表現になりました。

 

 

市長3期目に対する考えについて

Q12

来年には市長ご本人の任期満了というところですけれども、現時点での進退のお考えはいかがでしょうか。

A12

私自身は今まさに今年の取り組みが終わって来年に向けてどういうような施策を執り行うべきなのか、また、予算編成についてもどうあるべきなのか、仙台の未来に向けて、今の時点で私ができることを精いっぱいやっていきたいと思っています。

 

Q13

来年、市長選もありますけれども、まだまだ課題が山積みな部分もあると思うのですけれども、ご自身の今のところのご意向はいかがでしょうか。

A13

先ほども申しましたけれども、仙台、今年がこうであって、次の年はどうあるべきなのかということについて、今の段階で私自身ができること、これにまい進をしたいと思っているところです。

 

Q14

まだ、もうここで一区切りという考えではないということ、もう今の任期を全うするということですか。

A14

まだ残りの任期がございますので、そこを全う、まい進をさせていただきたいと思っています。

 

 

宿泊税について

Q15

宿泊税に関連して伺います。今月の7日に、仙台市内で県との共催の説明会がありました。事業者の方から行政の進め方に関してのご不満であったり、また施策の不透明さを問う疑問、懸念の声が多く、取材をしていて聞かれました。まず(12月)7日に関してのそうした事業者からのご意見というのは市長の耳にも届いていらっしゃいますでしょうか。

A15

7日の日は私には別日程がございましたので、後からになりますけれども担当から細かく話を聞いたところです。

 

Q16

出席した事業者の方からやはり行政に関しての進め方、不信感があると、それを払拭するには市長に直接出てきてもらってこうした説明会の場で直接対話をしたいという声が、かなり切望しているようにも感じたのですけれども、来年も説明会は引き続き開かれますが、こちらにご出席する予定はないのでしょうか。

A16

まず今回の宿泊税の導入については、何度もお話をさせていただいておりますけれどもコロナ禍前から検討を進めてきたものでございます。それについては検討会議の中に宿泊事業者の団体の方々にも入っていただきました。その中で、検討会議でご議論をいただき、お話をしていただいたことをまとめた報告書を、私自身が提出いただいたものを受け取りました。その報告書に基づいてさまざまな方々からまたいろいろお話をお聞きしながら、新たな税の導入がやはり必要だというふうなことを決断いたしまして、宿泊税の導入の条例を提出させていただきました。議会でもさまざまなご意見がございましたけれども、それをお認めいただいて、いよいよ観光で仙台の未来を切り開いていくことができる、新しいスタート地点に立ったなと思っているということをまず申し上げたいと思います。その上で今、観光戦略の策定を進めているところですけれども、どういうような事業に宿泊税を使わせていただくのか、あるいはまた宿泊事業者の方々、特別徴収義務者になられる方々に対して、ご不安に思っておられるところ(を)お話を伺いながらどのように解決できるのかも含めて、事務方でいろいろと足しげく通ってお話をお聞きしていると承知しております。ただ私が直接皆さんにお話をすべきだというご意見があるのも、私自身も承知をしているところでございます。また折を見ながら、この間の私どもの思いと、それからまた皆さんからのご不安に対してこのように応えていきたいということについてお話をする機会があれば、お話をさせていただきたいと思います。

 

Q17

来年開催予定の説明会へのご出席というのは、現状は予定はないということですか。

A17

今のところ、私(は)担当から次の宿泊事業者の方とのやり取りをいつにするということについては聞いていないところです。ただ県の方ではまだ地域を区切って説明会をやっておられるようなので、また県の方でも説明会がきっとおありになるのだろうとは思っておりますが、その場に知事はお出になるのかならないのかも伺ってはおりません。

 

Q18

事業者側から(市長が)直接お話を(伺う機会は)今のところご予定がないということなのですが、そうしたらどのように納得を得られるか、そこがやはり導入する上で重要になってくるかと思うのですが、来年に引き続きの課題になると思いますが、理解を得るためにどのようなことが重要だとお考えですか。

A18

そういうご意見があるのは承知をしております。ただこれも重ねてになりますけれども、12月1日には観光シンポジウムを開催させていただきまして、宿泊事業者の方々もその席においでになっておられた。その中で私自身がこれからの仙台の観光についてこうしたいということをお話しさせていただき、宿泊税を徴収させていただくに当たって、この財源についてはこのように使いたい、また透明性を図るためにいろいろと検証も行っていくという、そういうこともお話をさせていただいたところです。この間、12月1日のシンポジウム以外にも本市が目指す方向性についてさまざまな機会を捉えてお話もさせていただいているところでございまして、ぜひ地域一体となって仙台の観光を盛り立ててまいりたいと思っております。

 

Q19

7日の宿泊税の説明会のときに、市長に直接お話をいただきたいその理由の一つとして事業者の方から、観光シンポジウムという場ではなく宿泊税の説明会という具体の場でお話をしたい、また逃げないでほしいというような声も上がっていました。そのように逃げないでという声も上がっていることに対して市長はどのように(お考えですか)。

A19

私自身は別に逃げているということでは全くございません。この間も宿泊税の導入に向けましてさまざまな機会を捉えてお話を伺うということもやってまいったところでございます。その上で7日の日にそのようなご意見があったというのは承知をしているところ、報告を受けたところでございますけれども、観光シンポジウムの席でも宿泊税についてはご説明をさしあげたと私自身は思っているところです。ただ今回、宿泊税を動かしていくに当たっては、やはり宿泊事業者の方々のご理解もいただきながらやっていかなくてはいけないのはそのとおりだと思っております。どういうご懸念があるのか、本市としてサポートすべきところをどのようにお考えなのかということについては、引き続き事務方も含めてお聞きする機会はつくりたいと思います。

 

 

年収103万円の壁の見直しについて

Q20

年収の壁について伺いたいのですけれども、自民・公明両党の与党税制改正大綱で103万円から123万円に引き上げるという方針が決まりましたが、まずこれについての市長の受け止めを伺えればと思います。

A20

その年収の壁については、手取りを増やす意味合いですとか、あるいはまた働く方々がなかなか確保できない中で雇用の抑制を取っ払いたいという思いもおありだったわけで、いろいろ与党、野党でお話し合いがされた上での結論だろうと思います。ただまだ123万円ということで、いろいろと政府としても地方の税財源について影響が及ばないようにさまざまなことをお考えいただいて今の段階があるのだろうと認識をしておりますけれども、まだ詳細ははっきり見えておりません。それからまだいろんなご議論がおありなようで、これは国の動きを注視していくべきだなと思っているところです。

 

Q21

そうすると1つの焦点が178万円なのかで金額のところだと思うのですけれども、やはり地方の一定の懸念に国の方で配慮していただいたというご認識がおありということでよろしいのでしょうか。

A21

一定程度の配慮があったと思っております。

 

Q22

まだ市への影響というのは、推定、試算などされていないのでしょうか。

A22

詳細がまだよく分からないところもございます。政党間での協議も続くようなお話もございますので、それを注視した上でということになろうかと思います。

 

 

福祉プラザ・シルバーセンターの同時休館について

Q23

シルバーセンターと福祉プラザの休館についてお伺いしたいのですけれども、(休館から)しばらくたった今でも市民団体の中で支援をつかさどっているような団体さんからも運営に支障が出ているというふうなお話を伺うことがあります。そういったお声を市長もご存じになられているかということと、加えて休館からしばらくたった今、改めて支援というか対応策を増強されるご予定などございますでしょうか。

A23

老朽化が進んだものですから、改修工事に2つの館が、大変申し訳ない、重なってしまいました。そこでそういう活動をなさっている方の声は上がっていることも承知をしております。それゆえに市民局も含めてですけれども、いろんなところでお使いいただけるような場所の提供についての情報はさしあげていると承知をしております。また使い勝手よく、いろんな形で少し、こちら(の支援)もありますよということをやっているのだと思いますので、今もまだそういう声がおありなのかどうか、このことについては私自身ちょっと確認はできておりません。

 

 

年末年始の過ごし方について

Q24

年末最後の会見ですので、年末年始のご予定を簡単にお伺いできれば。

A24

今年は年末年始の曜日の並びがとてもいい状況でして、カレンダー上9連休になります。加えて今年は年末の訓示を行わないことにいたしました。これも本当に忙しい1年でしたし、もちろん現場を持っていて休めない職場もあるわけなのですけれども、休める人には休んでもらいたいという強い思いもございまして、職員の働き方改革ではありませんけれども、年末の訓示を行わないのでもう少し前から、仕事納めということではなくてその前から休める人は休んでくださいと伝えているところです。私自身はなるべく休めるように日程を取っているところです。

 

Q25

基本的には県内、市内にとどまる感じですか。

A25

どこかに行くのかということをお聞きになられたのですか。どこにも参りません。市内にとどまっているのではないか、県内ですかね、とどまっているのではないかと思います。

 

 

ベガルタ仙台・梁勇基氏の引退試合について

Q26

ベガルタの関係で伺いたいのですけれども、先日は梁勇基選手の引退試合があったかと思うのですけれども、市長は行かれましたでしょうか。

A26

参りました。大変感動いたしました。

 

Q27

どんなところに感動したのかということ、少し詳しくご自身のご見解というか、伺ってもよろしいでしょうか。

A27

私もベガルタを応援して四半世紀以上になるところですけれども、梁さんが入られてその後というのもいろいろ拝見して間近で見たところでしたけれども、今回区切りをつけて引退をされるということで、昔一緒にチームで戦った方、あるいは一緒ではなかったけれども、梁さんの魅力というのでしょうか、こういうことで加わるという方もいて、とてもすごいベガルタ仙台にとってすばらしいイベントにもなりましたし、梁さんにとってもすてきな思い出になったのではないかなと思います。あの試合でサッカーの面白さ、それからまた選手たち、年齢を重ねておられるわけですけれども、年齢を感じさせない匠の技というのも随所に見られましたし、勝敗はあまり関係なかったからなのかもしれませんけれども、心底サッカーを楽しむことができました。梁さんには本当に数々の名場面をつくっていただいたその思い出もよみがえってくる中での試合でして、本当にありがとうございましたと申し上げたいと思います。

 

仙台市長 郡 和子