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更新日:2025年1月6日

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年頭所感(発表内容)

令和7年1月6日

皆さま明けましておめでとうございます。市民の皆さま、そして報道機関の皆さま方も、お健やかによい年をお迎えになられたことと思います。この年末年始は例年よりも長期間のお休みとなりまして、仙台恒例の初売りも大変なにぎわいだったと伺いました。活気みなぎるまちの力を大いに実感することができて大変喜ばしく思います。

さて、新年を迎えまして、令和7年の抱負を1文字に表してみました。「彩」という文字に決めたところでございます。まちに集う多彩な方々とともに、市民の皆さまの生活にさまざまな彩りを添えていけるように、まちづくりに全力で取り組んでまいりたいと思います。東北大学の国際卓越研究大学の認定、それからナノテラスの稼働によって、本市はさまざまな価値観をもつ多くの方々が集う多彩なまちになっていくものと思います。策定を進めております「ダイバーシティ推進指針」で掲げる視点を、本市のさまざまな施策に浸透させ、彩り豊かな「仙台らしいダイバーシティまちづくり」を実現してまいります。

また、都市の発展には交流人口の拡大が欠かせないことから、新たな観光戦略の策定を進めて、仙台の多彩な魅力を発信するさまざまな施策に取り組んで、世界から選ばれる観光都市への飛躍を目指してまいりたいと存じます。都心部における新たなにぎわい創出に向けた取り組みにも力を注ぎ、関係者の皆さまとアイデアを出し合いながら、誰もがワクワクする魅力あふれるまちをつくってまいりたいと考えております。

若い世代の活躍はまちの発展の大きな力です。若者のチャレンジを地域全体で応援するとともに、「子育てが楽しいまち・仙台」に向けて取り組みをさらに進め、若者や子どもたちが未来に希望を持てるまちにしたい、私はこの思いをますます強くしているところです。

多彩な取り組みが、皆さまの暮らしを色とりどりに豊かに彩る、そんなまちの姿を思い描きながら、皆さまとともにチャレンジを続けてまいります。本年もどうぞご理解とご協力を賜りますようにお願い申し上げます。

 

 

仙台市長 郡 和子