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更新日:2016年9月20日
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昨日の数字について、私は聞いていません。雪ですので、増えることは間違いありませんが、後で交通局に確認してお知らせします。(※)
大変申し訳ないことながら、バスについては、場所によっては一時的・部分的な運休や1時間以上の遅れもありました。これは、昨日のような雪では避けがたいところだったと思います。
一方、地下鉄は、おおむね順調に運行したと聞いています。数分の遅れはありましたが順調だったと思います。百万都市として、基本的なまちの交通の骨格を、十文字のかたちで地下鉄が保証できたのは、雪国である仙台にとって、交通の利便性向上の一つとして、地下鉄が力を発揮したのではないかと私は受け止めました。
一昨年の大雪以降、建設業協会など除雪の中心になっていただく業界の方と、態勢についてあらためてご相談をしています。前回は、除雪車は100台程度確保できていましたが、復興事業との兼ね合いでマンパワーが確保できなくて、稼働率が次第に低下してしまいました。12時間以上たつと交代の必要性が出てくるのですが、初動ができてもなかなか交代ができなかったという実態でした。今回は、前回の教訓を踏まえてスムーズな運用ができたと思っています。
一方、さらなる教訓としては、坂道のきついところで、一般通行車両が登れなくなって止まってしまい、恵和町では、もともと狭い道でバスが上がっていけなくなったことが起こりました。除雪にあたっては交通局や宮城交通とも情報交換しながら時間をかけて対応したわけですが、県警とも相談なければいけないことですが、こうした動けなくなってしまった車両の対策が、今後の対策の課題の一つと思いました。
被災された方々、特に現在通院されている方々にとっては、大変重要な課題だと思います。ただ一方で、国からの補助が3年を期限に行われていましたが、そちらが切れてくることや、各市・町等の被災地における国民健康保険の運営状況も、自治体ごとに差があります。県市長会として一本の形にまとまるというよりは、それぞれの被災地の状況、国民健康保険の運営状況、財政的な体力、それらの中で個別の自治体ごとの判断になっていくと思います。
岩手県では、国が出さない残りの2割について、県の支援と自治体とで半々ずつ、1割ずつ負担する形になっています。宮城県内の自治体からも、岩手県と同様の県の措置ができないのかと、県市長会として知事にお話を申し上げたこともあります。知事からは、岩手県と違って対象者の数が多いので、宮城県としては独自の負担をするのはなかなか難しいという旨の返事をいただいているところです。
今年度に入りましてからも、複数回要望して、同じご返事をいただく中で、この時点で再度要望することは考えていません。
従前と違った状況に進んだとは聞いていません。引き続き、お話し合いという形で継続していると聞いています。
仙台市長 奥山 恵美子
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