本市では、昨年度より「東北の人と文化を基軸としたローカルツーリズム推進事業」を実施しています。

　この事業では、仙台市および東北6県の計7地域において、文化や歴史、食産業、伝統工芸、第1次産業など、その地域ならではの資源を活用し、地域の人との交流を通じた、その地域でしかできない満足度の高い体験や経験を提供するツアープログラムを販売しています。

　このたび新たに、より魅力的なツアープログラムの創出を目指し、観光地域づくりに取り組む事業者（DMO^※）を対象とした1泊2日の勉強会を開催します。

　また、ツアープログラムを紹介するホームページをリニューアルし、商品を見やすくしたほか、各エリアで販売する商品のコラムを随時掲載します。

　旅行者に対して地域の人との交流を組み込んだ満足度の高い体験を提供し、交流人口を拡大するだけでなく、この旅行をきっかけに継続的にその地域に関わりを持つ関係人口の創出にもつなげていきます。

1　勉強会について

（1）日程

8月30日（水曜日）14時～31日（木曜日）15時

（2）開催目的

地域事業者同士が観光に関する取り組みを共有し合い、課題を相談し合い、意識を高め合う

モニターツアーを通し、受け入れ側は建設的な意見を獲得し、モニター側は実際の旅行商品創出に生かす

（3）内容

8月30日（水曜日）　＊天童ホテル（天童市鎌田本町2丁目1-3）集合

14時～　勉強会に参加する事業者による取り組み紹介（会場：天童ホテル）

16時～　モニターツアー（夕暮れシャインマスカットでしゅわしゅわアワー）

　夕暮れのロマンチックな時間に果樹園のロケーションの中、高級葡萄の収穫を体験し、スパークリングワインを飲みながらUターン農家さんと楽しくお話しするツアー。

8月31日（木曜日）　＊朝、仙台に移動

10時～　モニターツアー（仙台の暮らしぶりを巡るまちあるき）

　仙台駅をスタートし、アーケードや仙台朝市などを歩き、ガス燈のヒミツや仙臺四郎の魅力など、都会的な街並みに潜む歴史の足跡を巡るツアー。

13時30分～　モニターツアー振り返り

（会場：第一広告社会議室（青葉区一番町3-7-1電力ビル7階））

　＊現時点の予定ですので、変更となる場合があります

（4）取材について

　勉強会の様子を取材いただくことができます。取材を希望する場合は、8月29日（火曜日）正午までに担当宛てご連絡ください。

2　ウェブサイトのリニューアルについて

　販売中のツアープログラムについて、文化・食・自然のカテゴリーや販売しているエリアを分かりやすく掲載するリニューアルを行ったほか、ツアープログラムに関するコラムを随時掲載していきます。コラムでは、ツアーに参加することにより得られる“体験”や、そこに住む人の“想い”を詳しく紹介し、本事業に関する理解を深めていただきます。

3　現在販売中のツアープログラムについて

（1）概要

1.岳の森　夏の冒険リバートレッキング【福島県二本松市】

　岳温泉エリアに広がる大自然を歩き、水の恵みを体感できるリバートレッキングは、岩を乗り越え、川に飛び込み、ご家族で気軽に楽しむことができるアドベンチャーです。

2.TENDO　CYCLE　FRUITRIP　～晩夏の葡萄畑で収穫茶会～【山形県天童市】

　アフタヌーンティータイムに果樹園のロケーションの中で、シャインマスカットの収穫を体験し、果物を使ったスイーツ＆ティーを味わい、Uターン果樹農家さんとお話をしながら、癒やしのひとときを過ごします。

3.魚市場潜入＆戻りガツオ朝食で、朝活Oh！ツアー【宮城県気仙沼市】

　戻りガツオのシーズンである9月に、旬の魚が水揚げされ、活気溢れる市場を見学した後、地元の漁師も訪れる食堂でカツオの朝食を味わっていただきます。

（2）購入方法

　下記ウェブサイトから購入してください。

4　ウェブサイト等

（1）ウェブサイト（外部サイトへリンク）

（2）フェイスブック（外部サイトへリンク）

（3）インスタグラム（外部サイトへリンク）　

5　その他

　その他の地域の夏をテーマとしたツアープログラムや、秋以降の季節をテーマとしたツアープログラムを順次販売する予定です。

※DMO（観光地域づくり法人）

　地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに、地域経営の視点に立った観光地域づくりの司令塔としての役割を果たす法人。多様な関係者と協同しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するための調整機能を備える。

【参考】事業のキャッチコピー・ロゴについて

　「ここふるとうほく」のキャッチコピーには、その地ならではの自然や食に触れ、その地に根差した暮らしを体験することで、東北を好きになり、「ここがふるさと」と感じていただきたい、そんな思いが込められています。