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更新日:2023年11月17日
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天守閣自然公園では、施設の核となる小屋館跡庭園の知名度向上を図るため10年ほど前から活性化事業に取り組んできた。庭園の魅力を伝えるためには、庭園そのものをリニューアルするだけでなく新たな企画をやっていかなければいけない、との思いで考案されたもののひとつがライトアップ事業「秋保ナイトミュージアム」だ。2012年からスタートし、毎年秋に開催されている
「秋保は日中遊べるスポットは多いけれども、夜遊べる場所はあまりないというイメージが強い」と言う天守閣自然公園有限会社取締役支配人(現代表取締役)、早坂智博さん。日中しか遊べないというイメージを払拭すると共に、昼間訪れるだけでは気が付けない秋保の自然の魅力、美しさを発見してもらいたいという思いからライトアップ事業に取り組んでいる。秋保ナイトミュージアムに訪れた人には、逆に明るい時間の景色を見に来てほしいとのこと。
「昼間にも来てもらえる、リピートしてもらえるようなものを、という意識でライトアップをやってきている」と話す早坂さん。今年の秋保ナイトミュージアムでは地元の子供たちも参加しているイベントも企画されており、「街全体で盛り上げていけるようなイベントにこれからもしていきたい」と秋保という街そのものの魅力をアピールしたいという思いも強い。秋保だけではなく、仙台市を中心としたエリアで夜間のコンテンツをリンクさせ、連携して発信できるよう発展させていきたいとも。
有料庭園の楽しみ方もさらに広めていきたいと語る早坂さん。「日中に楽しむガーデンツーリズムに関しても他の庭園やボタニカルガーデンと連携し、自然の中での過ごし方など提案していければ」と、ナイトタイムエコノミー以外の事業展開も視野に入れている。
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