ホーム > トピックス一覧 > 仙台市交流人口ビジネス表彰(「仙台観光シンポジウム―交流人口ビジネスと地域の活性化―」を開催します) > 仙台観光夕市
ページID:54428
更新日:2024年5月7日
ここから本文です。
宮城学院女子大学 チーム「仙仙」のリーダー宇佐美さん(右前)とメンバーの皆さん
宮城学院女子大学現代ビジネス学科で学ぶ「仙仙」の面々は観光や地域振興、商品開発、マーケティングなどについて学ぶゼミに所属しており、もともと観光に興味があるメンバーがそろっている。「仙台観光夕市」と題し、台湾の屋外飲食文化を代表する夜市にヒントを得た「夕市」を仙台市でも開催したいという思いから今回のアイデアを提案した。
台湾の夜市に着目したのも大学の講義で台湾の玄奘大学と交流したことがきっかけ。「オンラインで交流授業をしていて、互いの国の観光事情や新型コロナウイルスの流行以降の変化などについて話し合ったときに台湾の夜市の話を聞いたことでこのアイデアが生まれた」という。
夜市をはじめとした台湾の屋外飲食文化について現地の大学生から話を聞き、「コロナ禍においても密になりにくい屋外飲食文化を、仙台にも取り入れられたら面白い」と語ってくれたのは宇佐美綾野さん。
「仙台には、人が集まる固定のマーケットがない。ナイトツーリズムもまだまだ弱いので、夜の観光に強い台湾の文化をアレンジして仙台の観光に活かしていきたい」という思いから、「仙台観光夕市」の構想がスタート。台湾とは違い、仙台市ではこれまで夜間の屋外飲食にあまり馴染みがない点に目をつけた。密になりにくい屋外での飲食とあって、新型コロナウイルス対策を取りやすいのも大きなメリットとなる。
都市型観光を楽しむ国内外の観光客、仕事で来仙した人や仙台市の中心部で働いている人など幅広い層を顧客として想定しており、「新しいコミュニティーが生まれる、みんながつながれる場として、仙台と台湾、ふたつの文化を五感で体験できる夕市を提供できたら」と展望を語る。アフターコロナの「ニューノーマル時代」を見据えた新しい観光・飲食の形の実現に期待したい。
お問い合わせ
Copyright©City of Sendai All Rights Reserved.