ホーム > トピックス一覧 > 仙台市交流人口ビジネス表彰(「仙台観光シンポジウム―交流人口ビジネスと地域の活性化―」を開催します) > 仙台のおススメデートコース 大学生が提案
ページID:61203
更新日:2024年5月7日
ここから本文です。
石巻専修大学庄子ゼミナールのメンバー
「第3回仙台市交流人口ビジネスコンテスト」において、アイデア部門の特別賞を受賞したのは、石巻専修大学の庄子ゼミナールの面々だ。「言葉に想いを込めれば、木々に色が染まる-杜の都 仙台-」と題して、仙台市外に住む若い世代のカップル向けに、仙台市でのデートコースを提案するというアイデアだ。
同世代の悩みから、事業のイメージを膨らませた
「石巻にはあまりデートスポットがないのが課題」と話してくれたのは佐貝和希さん。デートスポットが少ない上、地元でデートすると知り合いに会ってしばしば気まずい思いをすることから、仙台市にデートへ行く人が多いことに着目し、若いカップルの恋愛を支援する事業を考えたとのことだ。「地元にデートスポットがないという悩みを抱えているのは石巻の人だけではないと考えた。
仙台市以外に住んでいる県内の方はもちろん、隣県の高校生・大学生に共通する悩みのはず」と語るのは佐々木優衣さん。「遊べる場所の少なさに困っている人たちに、仙台市の方からアプローチしていけないか」という発想から、デートのモデルコースを提案する事業の着想を得た。
デートコースのプランを練るメンバー
若いカップルに提供するデートコースのプランは、カップルの関係性や趣味・嗜好に応じて複数のパターンを用意。未だ正式な交際には発展していないカップル向けのモデルコースでは、告白するスポットも指定されている。仙台市周辺のデートスポットにあまり詳しくない方には立ち寄るお店が指定されているプラン、より自由度の高いデートを楽しみたい方には大まかなエリアを指定するプランがおすすめだ。仙台市の学生を対象に、オリジナルのデートコースを考案し完成度を競うグランプリを開催するなどのアイデアもある。
告白が失敗に終わるパターンも想定し、失恋した人向けのグッズが用意されている点もユニーク。「告白した側とされた側、それぞれのつらさを少しでも和らげられたら」との思いから生まれたアイデアとのこと。主なターゲット層が学生であるため、告白が失敗した後、学校で顔を合わせても気まずくならないよう配慮されている。若い世代ならではの柔軟な発想が魅力的な事業案につながった。
お問い合わせ
Copyright©City of Sendai All Rights Reserved.