ホーム > トピックス一覧 > 仙台市交流人口ビジネス表彰(「仙台観光シンポジウム―交流人口ビジネスと地域の活性化―」を開催します) > 万華鏡デザインのオリジナルワインラベルづくり
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更新日:2024年5月7日
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仙台万華鏡美術館の渡辺さん(左)と長谷さん(右)
受賞したアイデアは、まず仙台万華鏡美術館でオリジナルの万華鏡をつくり、さらにその映像を撮影したものをワインラベルにして世界にひとつしかないオリジナルデザインのワインボトルを制作するという体験型のイベント事業。
このオリジナルワインラベルづくり事業の構想に至った背景には、仙台万華鏡美術館のある秋保エリアの「観光スポット同士のつながりが薄い」という課題がある。現状はそれぞれ点在している秋保の観光スポットをつないでいきたい、という思いから秋保ワイナリーとコラボした今回の事業を企画した。
「みんなで秋保温泉を盛り上げていきたいという思いがきっかけだった」と話してくれたのは、仙台万華鏡美術館の長谷和佳奈さん。秋保ワイナリーでは以前から、「点と点となってしまっている秋保の観光地を、万華鏡のようにつないでいけたら」という願いを込めて、万華鏡を模したデザインがラベルにあしらわれているワインを取り扱っていたとのこと。この事業を実現することによって、その願いが一歩現実に近づいていく。
美術館でつくった万華鏡をカメラで撮影・印刷し、秋保ワイナリーへ持っていくことでオリジナルのラベルが貼られた世界にひとつだけのワインボトルができる。
つくったワインボトルは、自分へのおみやげにするのはもちろん、大切な人へのプレゼントにもおすすめ。メッセージなども入れられるため、「コロナ禍で大切な人にもなかなか会えない中、ワインラベルにメッセージを込めてプレゼントとして贈ってもらいたい」とのこと。
体験型ミュージアムとして、「見て触って、つくれる。体験できることを売りにしているので、ぜひご家族でいらしてください」と語る長谷さん。点と点を線でつなぐ、秋保の新しい観光の形に今後も期待したい。
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